バンガード®がVT(全世界株式)、VWO(新興国株式)、VYM(米国高配当株式)など10ETFの経費率を改定 2019年2月

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バンガード

バンガードがVT(全世界株式)、VWO(新興国株式)、VYM(米国高配当株式)など10ETFの経費率を2019年2月26日付けで改定しました。

経費率は運用資産残高や運用コスト、キャッシュフローの変化に応じて変動します。

改定後の経費率は以下のとおりです。

経費率が改定されたバンガードETF

ティッカー シンボル名称直近 経費率     改定前 経費率
VTバンガード・トータル・ワールド・ストックETF0.09%
0.10%
VWOバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF0.12%0.14%
VYMバンガード・米国高配当株式ETF0.06%0.08%
VSSバンガード®・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF0.12%0.13%
VEUバンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF0.09%0.11%
VGKバンガード・FTSE・ヨーロッパETF0.09%0.10%
VPLバンガード・FTSE・パシフィックETF0.09%0.10%
VXUSバンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF0.09%0.11%
VWOBバンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF0.30%0.32%
BNDXバンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)0.09%0.11%

いずれも2019年2月26日付

情報ソース

バンガード-長期・分散・低コスト- 2019年米国籍投資信託の経費率改定のお知らせ

2019年に経費率が改定されたバンガードETF

1月

ティッカー シンボル名称直近 経費率     改定前 経費率
VWINXバンガード®・ウェルズリー・インカム・ファンド
(インベスターシェアクラス)
0.23%
(2019年1月25日付)
0.22%

<参考記事> バンガード®がウェルズリー・インカム・ファンドの経費率を改定 2019年1月

バンガードのファンド/ETFの運用コストは変動しますか?

経費率は原則として毎年決算日に見直され、変動します。

運用残高が増えれば経費率が低下し、残高が減少した場合は経費率が上昇する可能性があります。

経費率とは、ファンドの平均資産残高に対する、運用その他の経費の比率(%)です。

ファンドの現在の経費率は、目論見書に記載されている数値よりも低い、または高い可能性があります。

最後に

  • VT(全世界株式) 0.10% → 0.09%
  • VWO(新興国株式) 0.14% → 0.12%
  • VYM(米国高配当株式)  0.08% → 0.06%
  • VSS(米国除く全世界小型株) 0.13% → 0.12%

となりました。

これに伴い

の実質的な信託報酬が下がります。

経費率はファンドへの資産流入が増え規模の経済が働くと引き下げられ、また逆の場合は上昇する可能性があります。

コストはファンドのリターンにとって確実なマイナスです。

投資をする場合はリスク許容度および投資コストについても考えることが重要です。