最終兵器降臨 全世界株式(VT)・全米株式(VTI)を投資対象とするインデックスファンドが2017.9.29設定
米国の有名ETFである
- VT(全世界株式)を投資対象・・・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- VTI(全米株式)を投資対象・・・楽天・全米株式インデックス・ファンド
を楽天投信投資顧問が新規に設定します。
超低コストです。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドの概要
ベンチマーク
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
実質的な信託報酬
信託報酬(A) | 管理報酬等(B) | 実質的な信託報酬(A+B) |
---|---|---|
年0.12% | 年0.10% | 年0.22% |
※税別、以下注記ない限り税別
楽天・全米株式インデックス・ファンドの概要
ベンチマーク
米国株式市場の動きをとらえることを目指して、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標に運用を行います。
実質的な信託報酬
信託報酬(A) | 管理報酬等(B) | 実質的な信託報酬(A+B) |
---|---|---|
年0.12% | 年0.03% | 年0.15% |
共通の概要
信託財産留保額
ありません
販売手数料
ありません
設定日
2017年9月29日
信託期間
無期限
販売会社
- 三井住友信託銀行株式会社・・・当初申込日においては委託会社による買付にかかる取得申込みのみを取扱い、継続申込期間は募集・販売業務を取扱いません。
- 楽天証券・・・平成29年9月29日
- マネックス証券・・・平成29年9月29日
- SBI証券・・・平成29年10月20日
情報ソース
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは
日本、先進国、新興国を含む全世界約47ヵ国の大型、中型、小型株の約8,000銘柄で構成されます。
全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは
米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー。
また売買回転率を低く抑えるように作られています。
楽天・バンガード・ファンド
楽天投信投資顧問株式会社と、バンガード・グループが運用するETFを主たる投資対象とするインデックス型投資信託です。
今回の
- VT(全世界株式)を投資対象・・・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- VTI(全米株式)を投資対象・・・楽天・全米株式インデックス・ファンド
は、その第一弾です。
更なるラインナップの拡充が企画されています。
現在のところ楽天投信の信託報酬はバンガードETF経費率+0.12%となっています。今後は以下のファンドの新規設定を期待しています。
バンガードETF | ティッカー | 投資先 | ETF 経費 |
楽天投信での 信託報酬 |
---|---|---|---|---|
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF | VWO | 新興国株式 | 0.14% | 0.26% |
バンガード・スモールキャップETF | VB | 米国小型株 | 0.06% | 0.18% |
バンガード・米国生活必需品セクターETF | VDC | 米国生活必需品株式 | 0.10% | 0.22% |
バンガード・米国増配株式ETF | VIG | 米国増配株式 | 0.08% | 0.20% |
バンガード・S&P500ETF | VOO | S&P500 | 0.04% | 0.16% |
実現するのであれば、海外ETFをあえて購入する必要もなくなります。
最後に
ステートストリートの全世界株式インデックス・ファンドよりも超低コストなファンドが登場します。
以前設定された、ステートストリートの低コストインデックスファンドは楽ラップでの取り扱いです。
今回新規設定されたファンドは、当初販売会社が楽天証券だけなので、楽ラップや、つみたてNISAでの取り扱いになる可能性が高いです。
もし一般発売され、第1回の運用報告書で実質的な信託報酬が記載通りであれば、資産運用のうちリスク資産は楽天・全世界株式インデックス・ファンド1本だけで十分でしょう。
販売形態の情報が入り次第ブログでお伝えします。
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