マネックス証券 株式手数料の引下げ(一日定額・信用取引手数料)

証券会社

マネックス証券が国内株式の取引手数料を一部引下げます。

一日定額手数料の引下げ

一日定額手数料とは、1日の現物取引と信用取引の約定金額の合計額に対して手数料を計算する手数料コースです。

この度、1日の約定金額が100万円以下の価格帯を新設し、取引手数料500円となります。

ただし、約定金額100万円以下の場合は月間利用ボックス数(※)にカウントされません。

いつから?

2020年11月2日(月)(予定)約定分より

対象者

マネックス証券に証券総合取引口座を開設されているすべての方

手数料

変更前 変更後
1日の約定金額合計 取引手数料(税抜) 1日の約定金額合計 取引手数料(税抜)
300万円ごとに 2,500円 100万円以下 500円
100万円超
以降、300万円ごと
2,500円

注意点

  • 取引していない日は手数料はかかりません。
  • コールセンターからのご注文は、一日定額手数料の約定金額には含まれません。

月間利用ボックス数とは

一日定額手数料の月間ご利用回数が多い方に割引があります。

1日の売買のうち、約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」という単位で呼び、21ボックス以降は2,500円を2,250円に、121ボックス以降は1,650円に割引されます。

情報ソース:株式手数料の引下げ(一日定額・信用取引手数料) | 最新情報 | マネックス証券

信用取引 取引ごと手数料の引下げ

1注文ごとに手数料を計算する手数料コースです。1注文の約定金額が100万円以下の価格帯において、取引手数料を引下げられます。

最低90円の取引手数料から取引できるようになります。

いつから?

2020年11月2日(月)(予定)約定分より

信用取引手数料

1注文の約定金額 変更前 変更後
10万円以下 95円 90円
10万円超 20万円以下 140円 135円
20万円超 50万円以下 190円 180円
50万円超 100万円以下 355円 350円
100万円超 150万円以下 600円
150万円超 200万円以下 800円
200万円超 一律1,000円

ETF・REIT等の信用取引手数料の完全無料化

ETF・REIT等の信用取引手数料について無料となります。

対象商品

ETF、ETN、REIT(インフラ投資法人含む)

<詳細記事>マネックス証券 ETF・REIT等の信用取引手数料の完全無料化

マネックス証券は東証上場ETF(5銘柄)の現物取引手数料が実質無料

内容

対象ETFの取引手数料(税抜)を、全額キャッシュバックされます。

対象

対象商品の取引(売買)をされた方

対象商品

  • MAXIS Jリート上場投信(1597)
  • MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)
  • MAXIS Jリート・コア上場投信(2517)
  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)
  • MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)

対象取引

現物買い取引・売り取引(信用取引、非課税口座における取引は対象外)

キャッシュバック時期および方法

四半期ごと(1月、4月、7月、10月)の月末までに直前3ヶ月分の取引手数料(税抜)を証券総合取引口座へ入金。

(例:2020年4月、5月、6月の取引手数料は2020年7月末までにキャッシュバック)

対象外

信用取引、非課税口座(NISA)での取引は、対象外となります。

注意点

キャッシュバックの金額によっては、税法上、確定申告が必要になる場合があります。詳細については、税理士または最寄りの税務署に確認してください。

情報ソース:東証上場ETF(5銘柄)の現物取引手数料が実質無料|マネックス証券

プログラムの対象となるETF5銘柄

銘柄コード 銘柄 連動指数
1597 MAXIS Jリート上場投信 東証REIT指数
1660 MAXIS 高利回りJリート上場投信 野村高利回りJリート指数
2517 MAXIS Jリート・コア上場投信 東証REIT Core指数
2558 MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 S&P500指数(円換算ベース)
2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)

相対的に高分配が期待されるJリートETF3銘柄と米国と全世界の株式に投資するETF2銘柄です。

運用会社はすべて三菱UFJ国際投信株式会社となります。

<詳細記事>マネックス証券 東証上場ETF(5銘柄)の現物取引手数料が実質無料

最後に

マネックス証券が国内株式の取引手数料を一部引下げます。

取引手数料(コスト)は投資家のリターンにとって確実なマイナスです。

今回のサービス開始は投資家にとって喜ばしいことです。

しかしながら、SBI証券、楽天証券は完全無料となっています。

<詳細記事>1日100万円まで無料 SBI証券 国内株式取引手数料(アクティブプラン)

1日あたり100万円まで無料! 楽天証券 「いちにち定額コース」の無料範囲拡大 2020年12月スタート 

マネックス証券は

  1. 超低コストインデックスファンドの充実
  2. 投資信託の「毎日つみたて」(日額・月額)
  3. ほぼすべてのファンドに投信マネックスポイントが付与
  4. 米国上場海外ETF含む米国株式の最低取引手数料を無料
  5. 投資信託も!ETF・REIT等の信用取引も!実質0円
  6. バンガードなど米国ETFの買付手数料を実質無料に「USAプログラム」
  7. 投資に役立つ情報や分析ツールが充実

など、高機能なツールが無料で使え、初心者にも優しいネット証券です。

今後、マネックス証券が頭一つ抜け出すには日本初の更なるサービスを提供しないと難しいでしょう。

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