アセットアロケーション 2020年8月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2020年8月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
8月の株式市場は続伸しました。
米国ではIT関連株が牽引役となりS&P500種をはじめ主要指数が史上最高値を更新するなど、各国の大規模な財政・金融政策などを背景に総じてリスク選好的な動きが続きました。感染再拡大が目立っていた米国では、大規模な都市封鎖を経ずに新規感染者がピークアウトしてきました。
米中対立の深刻化が懸念されましたが、経済指標の改善や米国企業の4-6月期決算が事前予想を大きく上回ったこと、ワクチンの早期開発期待が株式市場の支援材料となりました。
日経平均株価は月末にかけて安倍首相の辞任を受け下落する局面もありましたが、23,000円台に上昇しました。
債券
主要先進国の国債利回りは上昇しました。
新型コロナ感染拡大によって急減速した経済を支えるため、各国では大規模な財政政策が実施されており、それを賄うために国債が増発されています。
景気が緩やかながら回復基調となる中、8月は米国で過去最大となる国債の増発が発表され、需給悪化懸念から国債利回りが上昇しました。
一方、国債と社債の利回り格差は縮小しました。
緩やかな景気回復の流れが続いており、金融市場が安定的なことが一因です。欧州や日本の利回りは米国に追随する形で上昇しました。
7月と比べて、すべての株式が上昇しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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