アセットアロケーション 2020年7月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2020年7月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
7月の株式市場は、主要先進国を中心とした大規模な財政・金融政策等に支えられ前半は上昇しましたが、後半は横ばいで推移しました。
ブラジルなど新興国の新型コロナ感染拡大に加え、先進国では感染再拡大の様相が強まり、世界の感染者数は1,700万人を超え収束のめどはたっていません。
その中で中国は感染封じ込めに概ね成功したとみられ、世界経済を牽引するとの見方から中国株が上昇しました。
しかし下旬に、米国政府が米国の知的財産を窃取する一大拠点であるとしてヒューストンの中国総領事館を閉鎖させると、中国も対抗措置として成都市の米国総領事館を閉鎖させたため、米中対立深刻化への警戒感が市場に広がり株価の重石となりました。
日経平均株価も前半は上昇したものの、新型コロナ感染再拡大が嫌気され月間では下落しました。
債券
主要先進国の国債利回りは低下しました。
世界経済の早期回復期待が徐々に後退したことに加え、先進国で新型コロナ感染再拡大の様相が強まったことや米中対立の深刻化に対する懸念などから国債が買われ利回りが低下しました。
日本でも月後半、新型コロナ感染再拡大への警戒感が強まったため利回りは低下しました。
一方、国債と社債の利回り格差は縮小しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)の社債購入を背景に、プラスの利回りを求める資金流入が続きました。
6月と比べて、株式が下落しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
投資先の思案
eMaxis Slim全世界株式(3地域均等型)1本にするかどうか思案中です。
第1回運用報告書後の実質コストを確認し、低コストであれば投資先を変更します。
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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