高配当は投資に有利なのか 2014年8月末
高配当は投資に有利なのか
- TOPIX連動型上場投資信託(1306)
- 野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)
を比較。
商品概要
ファンド名 | TOPIX 連動型上場投資信託(1306) | |
運用方針 |
TOPIXに採用されているまたは採用が決定された銘柄の株式のみに投資を行い、信託財産中に占める個別銘柄の株数の比率を同指数における個別銘柄の時価総額構成比率から算出される株数の比率に維持することを目的とした運用を行い、同指数に連動する投資成果を目指す。 |
東京証券取引所上場ETF。野村日本株高配当70を対象指数とし、対象指数に連動する投資成果を目指す。 「野村日本株高配当70」は、国内金融商品取引所に上場する全ての普通株式のうち、今期予想配当利回りの高い、原則70銘柄で構成される等金額型の指数である。 |
設定日 | 2001年07月11日 | 2013年03月05日 |
純資産額 | 17,527.9億円 | 195.0億 |
信託報酬 | 0.1188% | 0.3456% |
※2014年8月末のデータ。各商品説明サイト、モーニングスターより
比較チャート(1年)
青:TOPIX 連動型上場投資信託(1306)
赤:野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)
リターン
リターン(%) | TOPIX 連動型上場投資信託 | 野村日本株高配当70連動型上場投信 |
1ヶ月 | +2.13 | +1.66 |
3ヶ月 | +11.06 | +10.43 |
6ヶ月 | +6.79 | +7.80 |
1年 | +16.06 | +16.49 |
2年 | +82.15 | — |
3年 | +62.96 | — |
5年 | +49.83 | — |
積立シミュレーション
野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)がローンチされた2013年5月末に
10,000円ずつ積み立てたら、評価額がどうなっているかをシミュレーション。
※分配金は再投資していません。
分配金実績
TOPIX 連動型
上場投資信託 (1306) |
野村日本株
高配当70連動型 上場投信 (1577) |
|
2014年7月 |
20.6円
|
26円
|
2014年4月 |
—
|
205円
|
2014年1月 |
—
|
24円
|
2013年10月 |
—
|
168円
|
2013年7月 |
19.4円
|
11円
|
2013年4月 |
—
|
195円
|
※TOPIX 連動型上場投資信託(1306)は1口に換算
野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)が新規設定以来の積立投資の差
投資開始年月 | 投資総額 |
評価額
|
差額
|
|
TOPIX 連動型上場投資信託(1306) | 野村日本株高配当70連動型上場投信(1577) | 1306-1577 | ||
2013年5月
|
180,000
|
191,474
|
194,679
|
-3,205
|
2013年5月から180,000円の投資で野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)の方が3,205円投資成績が良いという結果が出ました。
最後に
1年チャートを見ると、TOPIX 連動型上場投資信託(1306)の方がリターンが良さそうでしたが、野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)の方が新規設定来では高配当の方が良かったです。
分配金を再投資すれば差は更に広がっていました。
早くDRIP(配当を自動的に再投資するサービス)が開始してほしいです。
等金額分散・高配当は投資に有利なのか今度とも継続して比較していきます。
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