アセットアロケーション 2019年3月末

アセットアロケーション

3月末アセットアロケーション

毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。

2019年3月末のアセットアロケーション

先月のふりかえり

株式

米国の株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な政策スタンスが好感された一方、世界経済の減速懸念が意識され、ほぼ横ばいとなりました。

欧州の株式市場は、英国の合意なき欧州連合離脱がひとまず回避されたことや、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和姿勢への転換が好感されて上昇しました。

日本の株式市場は、世界経済減速への懸念や、為替市場で円高が進んだことなどから、下落しました。

債券

米国の長期金利は、FRBが景気や政策金利の見通しを下方修正したことからハト派姿勢を一段と強めたと受け止められ、大幅に低下しました。

欧州の長期金利は、ECBが金融緩和方向への早期転換を行ったことや、欧州の経済指標が悪化したことなどから、低下しました。

日本の長期金利は、FRBが年内の利上げ見送り方針を示し、世界的に金利低下圧力がかかったことから、低下しました。

米国社債については、国債との利回り格差が縮小しました。

3月と比べて、先進国株式が上昇しました。新興国株式が下落しました。

短期的な上昇に浮かれることなく、コツコツと積み立てていきます。

主な投資ファンド

現在の主なポートフォリオは以下の通りです。

国内株式 目標:20%

国内債券 目標:40%

先進国株式 目標:20%

新興国株式 目標:20%

  • eMAXIS新興国株式インデックス

投資先の思案

eMAXIS新興国株式インデックスよりも低コストなeMaxis Slim新興国株式インデックスに。

またはeMaxis Slim全世界株式(3地域均等型)1本にするかどうか思案中です。

第1回運用報告書後の実質コストを確認し、低コストであれば投資先を変更します。

ドルコスト平均法はやっていません

先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。

ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意

生活防衛資金

生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。

生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更

外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。

資産運用のモットーである「運・鈍・根」とは

資産形成にとって最も重要なこと

アセットアロケーションとは資産配分という意味です。

リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。

このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。

しかし、私はそう考えません。

あえて言おう! 資産形成においてアセットアロケーションは超重要ではないことを