児童手当が10万円支給 ついでに児童手当は総額いくら支給されるのか計算してみた
児童手当が10万円支給されました。
児童手当は
- 家庭等の生活の安定に寄与する
- 次代の社会を担う児童の健やかな成長に資する
ことを目的として、0歳から中学校修了(15歳に到達後の最初の年度末)まで支給されます。
児童手当の概要
支給対象
中学校修了(15歳に到達後の最初の年度末)までの国内に住所を有する児童
所得制限
夫婦と児童2人の場合、所得限度額(年収ベース)960万円未満。
※手当を受け取る人が扶養する親族の数によって金額が変わるので複雑です。
手当金額
年齢 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
0~3歳未満 | 一律15,000円/月 | - |
3歳~小学校修了まで | 10,000円/月 | 第3子以降:15,000円/月 |
中学生 | 一律10,000円/月 | - |
所得制限以上 | 一律 5,000円/月 | - |
支給月
毎年2月、6月、10月に前月までの分を支給
例えば2月に支給されるのは前年11月から今年の1月までの4か月分です。
我が家の支給額
5歳と1歳の2人の子どもがいて、所得制限には該当しないので、4か月分だと
10万円=上の子(10,000円/月×4ヶ月)+下の子(15,000円/月×4ヶ月)
が支給されました。
さて、本題です。
児童手当の支給総額はいくらになるの?
所得制限に該当しないという前提条件です。
子供が1人の場合の児童手当総額
年齢 | 支給額 (円/月) |
月数 (ヶ月) |
金額 (万円) |
---|---|---|---|
0~3歳未満 | 15,000 | 36 | 54 |
3歳~小学校修了 | 10,000 | 108 | 108 |
中学校修了まで (15歳に到達後の最初の年度末) |
10,000 | 36 | 36 |
総額:198万円=54万円+108万円+36万円
子供が2人の場合の児童手当総額
年齢 | 支給額 (円/月) |
月数 (ヶ月) |
金額 (万円) |
---|---|---|---|
0~3歳未満 | 15,000 | 36 | 54 |
3歳~小学校修了 | 10,000 | 108 | 108 |
中学校修了まで (15歳に到達後の最初の年度末) |
10,000 | 36 | 36 |
198万円=54万円+108万円+36万円
総額:396万円=198万円×2人
子供が3人の場合の児童手当総額
1人目、2人目の児童手当総額
年齢 | 支給額 (円/月) |
月数 (ヶ月) |
金額 (万円) |
---|---|---|---|
0~3歳未満 | 15,000 | 36 | 54 |
3歳~小学校修了 | 10,000 | 108 | 108 |
中学校修了まで (15歳に到達後の最初の年度末) |
10,000 | 36 | 36 |
198万円=54万円+108万円+36万円
396万円=198万円×2人
3人目の児童手当総額
3人目は3歳~小学校修了までが15,000円にアップします。
年齢 | 支給額 (円/月) |
月数 (ヶ月) |
金額 (万円) |
---|---|---|---|
0~3歳未満 | 15,000 | 36 | 54 |
3歳~小学校修了 | 15,000 | 108 | 162 |
中学校修了まで (15歳に到達後の最初の年度末) |
10,000 | 36 | 36 |
252万円=54万円+162万円+36万円
総額:648万円=198万円×2人(1人目、2人目)+252万円(3人目)
となります。
児童手当の支給総額計算式
xを子どもの人数とすると
支給総額(万円)=196x+252(x-2)
となります。
注意点!児童手当での「子どもの人数」
児童手当の支給対象は中学校修了(15歳に到達後の最初の年度末)までです。
しかし、「子どもの人数」にカウントされるのは18歳までです。
これは第3子以降の支給金額に関わります。
例えば4人兄弟で5歳、10歳、17歳、19歳の子どもがいる場合、
- 19歳は子どもの人数としてカウントしません
- 17歳は第1子としてカウントされますが、児童手当支給対象ではありません
- 10歳は第2子としてカウントされ、支給額は10,000円/月
- 5歳は第3子としてカウントされ、支給額は15,000円/月
となります。
最後に
児童手当は法律で定められ、支給されていますがいつ法律が改正されるかわかりません。
よって、今回試算した金額が絶対に支給されるという保証はありません。
しかし、子ども1人で総額198万円支給、2人で総額396万円、3人で総額648万円支給されます。
もらえるものはしっかりもらって児童手当の目的である
- 家庭等の生活の安定に寄与する
- 次代の社会を担う児童の健やかな成長に資する
ために有効活用しましょう。
我が家では子どもの証券口座で全額投資しています。
来るべき子どもが自立するときのために。
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