国内初!為替ヘッジ付き米ドル建て投資適格社債ETFと米ドル建てハイイールド社債ETFがiシェアーズから登場

ETF

iシェアーズETFを設定・運用するブラック・ロックから

・為替ヘッジ付き米ドル建て投資適格社債

および

・為替ヘッジ付き米ドル建てハイイールド社債ETF

を投資対象とするETFの上場が申請され、東京証券取引所に承認されました。

上場予定日は2017年8月25日です。

i シェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)  概要

略称 iS米$IG社債ヘジ
銘柄コード 1496
対象指標 Markit iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格指数(TTM 円ヘッジ付き)
信託報酬 0.28%

i シェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)  概要

略称 iS米$HY社債ヘジ
銘柄コード 1497
対象指標 Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド指数(TTM 円ヘッジ付き)
信託報酬 0.58%

情報ソース

為替ヘッジ付き米ドル建て投資適格社債とハイイールド社債のETFを東証に上場予定(pdf)

Markit iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格指数(TTM 円ヘッジ付き)とは?

、先進国の法人発行体が発行し、Fitch Ratings、 Moody’s Investors Service、Standard& Poor’s Rating Services のうち少なくとも1社が格付けを付与している、投資適格の米ドル建て債券で1,700銘柄以上で構成されています。

米ドル建てで流動性のある米ドル建て債券を広範にカバーすることを目的としており、発行体の時価ウェイト3%を上限に、市場価値で加重平均されています。

構成銘柄および組入比率は毎月月末に見直しを行います。

為替ヘッジをすることで、米ドルと円の間の為替変動リスクの低減を図ります。

Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド指数(TTM 円ヘッジ付き) とは?

先進国の法人発行体が発行し、Fitch Ratings、 Moody’s Investors Service、Standard & Poor’s Rating Servicesのうち少なくとも1社が格付けを付与している、投機的階級の米ドル建て債券1,000銘柄以上で構成されています。

米ドル建てで流動性のあるハイイールド債を広範にカバーすることを目的としており、発行体の時価ウェイト3%を上限に、市場価値で加重平均されています。

構成銘柄および組入比率は毎月月末に見直しを行います。

為替ヘッジをすることで、米ドルと円の間の為替変動リスクの低減を図ります。

東証に上場しているiシェアーズETF

証券コード ETF名 信託報酬
(税抜)
1329 iシェアーズ 日経225ETF 年0.17%
1361 iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC) 年0.50%
1362 iシェアーズ 新興国債券ETF(バークレイズLocal EM国債コア) 年0.50%
1363 iシェアーズ 米国債ETF(バークレイズ米10年国債) 年0.20%
1364 iシェアーズ JPX日経400ETF 年0.17%
1475 iシェアーズ TOPIX ETF 年0.06%
1476 iシェアーズ Jリート ETF 年0.16%
1477 iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF 年0.19%
1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF 年0.19%
1482 iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) 年0.14%
1581 iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ) 年0.25%
1582 iシェアーズ エマージング株ETF(MSCIエマージングIMI) 年0.16%
1583 iシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100) 年0.79%
1587 iシェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100) 年0.20%
1588 iシェアーズ 米国小型株ETF(ラッセル2000) 年0.20%
1589 iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス) 年0.12%
1590 iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産) 年0.43%

フロンティア株式から最安信託報酬のTOPIX ETFまで幅広い銘柄を取り扱っています。

更にいずれも低コストなETFです。

最後に

i シェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)およびi シェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)が上場します。

投資適格および投機的階級の外国債券に投資はしたいけど、為替リスクを抑えたい方は投資を検討しても良いでしょう。

しかし国内ETFは、「市場価格」と「基準価格」が乖離する。いわゆる乖離問題があります。

乖離する原因は様々ですが、上場直後は乖離率が落ち着かないことが多いです。

乖離がプラスの状態でETFを購入し、年十年後かの売却時に乖離がマイナスであった場合、市況に関係なく損失を被る可能性があります。これでは低コストが台無しです。

投資をする場合は上場後しばらくは様子見をし、乖離率が落ち着いてから投資をしても遅くは無いでしょう。

投資は自己責任でお願いします。

<ブラックロック公式HP>ETF(上場投資信託/上場投信)・海外(外国)投資ならiシェアーズ – ブラックロック・ジャパン株式会社