アセットアロケーション 2020年9月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2020年9月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
9月の株式市場は総じて下落しました。
米国市場は、テクノロジー関連株が高値警戒感などから大幅に下落したことに加え、米中対立の激化や追加経済対策の成立の遅れが嫌気され、リスク回避的な動きが強まったため下落しました。
中国市場は、米国政府が中国半導体大手への禁輸を検討していることが報じられ、米中対立激化が懸念され下落しました。
欧州市場は、新型コロナの感染再拡大や大手金融機関のマネーロンダリング疑惑などが重石となり下落しました。
一方、日経平均株価は、新政権への期待感や出遅れ銘柄に買いが入ったことなどからわずかながら上昇しました。
債券
主要先進国の国債利回りはやや低下しました。
米国では、株価が調整したことや米中対立の激化、追加経済対策成立の遅れが懸念され、リスク回避姿勢が強まったことから利回りが低下しました。
国債と社債の利回り格差も拡大しました。
欧州では、新型コロナ感染再拡大による都市封鎖(ロックダウン)再導入の動きや、大手金融機関のマネーロンダリング疑惑が浮上したことなどからリスク回避的な買いが入り利回りが低下しました。
日本の利回りは米国に追随する形で低下しました。
豪州では、中銀副総裁の発言などから追加的な金融緩和期待が急速に高まり、利回りが低下しました。
9月と比べて、国内株式が上昇、先進国株式が下落しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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