コスト革命の時は来た 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015 #foy2015

投資

1月15日に『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015』が発表されました。

<参考>

明日から投票開始! 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015に投票しました

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the year 2015 イベント概要決定&チケット発売中

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015

有効総投票者数 159名
前年:115名)

順位 ファンド名 ’14 ’13 ’12 ’11 ’10 ’09 ’08 ’07
10位 iシェアーズMSCI 日本株最小分散ETF
9位 ひふみプラス 16 21 22
8位 世界経済インデックスファンド 7 12
7位 結い2101 4 3 4 2 10
6位 eMAXIS バランス(8資産均等型) 5 15
5位 ひふみ投信 6 5 5 4 9
4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 3 8 8 7 6 3 1
3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) 2 1 1 6 3 1
2位 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
1位
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式インデックスファンド
1

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが連覇!!

67人から218ポイントを獲得し、2位(24人から73ポイント)と大きな差が開き圧倒的です。
やはり、先進国株式インデックスファンドの中で信託報酬が年0.24%(税抜)とアットコスト(適正なコスト)に近付いてきたからではないでしょうか。

インデックスファンドは徹底的にコストにこだわらないとダメなんです=1位じゃなければ意味が無いという勢いばりに、信託報酬を60%も少なくするという投資信託業界の歴史に名を刻む快挙をなしとげたことが評価につながりました。

バランスファンドが3本ランクイン

  • 世界経済インデックスファンド
  • eMAXIS バランス(8資産均等型)
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

がランクインしました。

年を追うごとにジワジワランクを上げています。

バランスファンドでも <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)が19位でトップテン入りしなかったのは不思議です。

私はバランスファンドでも株式100%または債券100%の新規設定を願っています。

ひふみ投信、結い2101も根強い人気

日本を代表する株価指数であるTOPIXや日経平均は市場を100%カバーするわけではないので完璧な指数とは言えません。

完璧でないなら少しでも投資理念に共感が持てる、直販(アクティブ)投信にお金を預けたいという投資家心理が人気の理由なのかもしれません。

いつまで続くか分かりませんが、年初から続く下落相場で直販投信の真価が問われることでしょう。

歴代受賞ファンド

Fund of the Year 2位 有効投票者数
2007年 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド マネックス資産設計ファンド 20名
2008年 STAM グローバル株式インデックス・オープン
(現:SMT グローバル株式インデックス)
Vanguard Total Stock Market ETF(VTI) 27名
2009年 バンガード・トータル・ワールド・ ストックETF(VT) eMAXIS 新興国株式インデックス 45名
2010年 STAM グローバル株式インデックス・オープン
(現:SMT グローバル株式インデックス)
eMAXIS 新興国株式インデックス 59名
2011年 CMAM外国株式インデックスe
(現:外国株式インデックスe)
結い 2101 57名
2012年 バンガード・トータル・ワールド・ ストックETF(VT) 外国株式インデックスe 64名
2013年 バンガード・トータル・ワールド・ ストックETF(VT) ニッセイ日経225インデックスファンド 83名
2014年
バンガード・トータル・ワールド・ ストックETF(VT)
115名
2015年
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式インデックスファンド
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
159名
2016年
???
???
???

最後に

運営のみなさまお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

昨年よりも有効投票者数(投信ブロガー)が増えました。来年は200名を越えるのではないでしょうか。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the yearの存在感が大きくなっています。

2016年は年初から世界の株式市場が下落しています。
株価が今後上昇するのか下落するのか分かりません。
しかし、マーケットの変動に関係なく今後も投票者数が増え、このような個人投資家の声がファンド・ETFを取り巻く業界へ届く事を願います。

また、いつかは発表の場に参加したいです。