臨時レポート!EXE-i(エグゼアイファンドの信託報酬引下げについて
SBIアセットマネジメント EXE-i(エグゼアイ)
本ファンド・シリーズのEXE-i先進国債券ファンド、及びEXE-iグローバル REIT ファンドが投資対象とする投資信託証券の信託報酬が引下げられたことにより、各ファンドの運用管理費用(信託報酬)が変更(4 月末現在)となりました。
EXE-i先進国債券ファンド
バンガード・米国トータル債券市場 ETF (ティッカー:BND)の経費率が改定されたことにより、0.006%低減となりました。
変更前 | 変更後 | |
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信託報酬
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年0.4364%
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年0.4304%
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EXE-iグローバル REIT ファンド
バンガード・グローバル(除く米国)不動産 ETF(ティッカー:VNQI)の経費率が改定されたことにより、0.012%低減となりました。
変更前 | 変更後 | |
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信託報酬
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年0.3984%
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年0.3864%
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最後に
2015 年 2 月に投資効率の改善を図るために本ファンド・シリーズのEXE-i新興国株式ファンド、EXE-iグローバル中小型株式ファンドの投資対象となるファンドを変更したことにより信託報酬が低減しました。
今回は
- EXE-i先進国債券ファンドは信託報酬が0.006%低減し0.4304%
- EXE-iグローバル REIT ファンドは信託報酬が0.012%低減し0.3864%
となりました。
コストが低減することは投資家にとって喜ばしいことです。
しかし、下記の懸念があります。
気になったのは投資信託証券の組入比率。
第1期ということで、ファンド設定直後は組入比率が低くても仕方ないところもありますが、決算時(2014年5月12日)の組入比率も高くありません。
・先進国株式: 96.0%
・新興国株式: 95.8%
・先進国債券: 96.2%
・グローバルREIT: 93.2%
・先進国中小株式: 95.8%正直、この組入比率でインデックスに連動を目指すのは結構きついんじゃないかと思われます。
96%の組入比率だと指数が10%上昇した時、ファンド内部の組入証券自体はインデックスに連動したとしてもパフォーマンスは9.6%となり0.4%も下回ってしまいます(現金/コールローン部分の利回りが0%だとして)。
※吊られた男の投資ブログ (インデックス投資) : EXE-iシリーズは低コストだがパフォーマンスはイマイチ?より
今回のコスト低減によりパフォーマンスにどのような影響を与えるのか引き続きウォッチしていきます。
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