アセットアロケーションと振り返り 2022年11月末

アセットアロケーション

11月末アセットアロケーション11月末


毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。

2022年11月末のアセットアロケーション

アセットアロケーション

先月のふりかえり

株式

11月の主要国の株式市場は、軒並み上昇しました。

米国株式市場は、米消費者物価上昇率が市場予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げペースを鈍化させるとの見方が強まり、米長期金利が大幅に低下したことを好感して、大きく上昇しました。

欧州の株式市場も、FRBの利上げペース減速観測を受けて、投資家のリスク選好姿勢が高まったことで、米国株式市場に連れて大きく上昇しました。

日本の株式市場は、欧米市場の上昇を受けて小幅高となりました。

中国株式市場は、ゼロコロナ政策の早期見直し期待の浮上や、低迷する不動産市場への梃入れ策が好感されたことなどから、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに大きく反発しました。

債券

FRBが利上げペースを緩めるとの観測が強まったことから、米国債券市場は堅調な展開となりました。

米10年国債利回り(長期金利)は大幅に低下し、3.7%で終了しました。

ドイツの長期金利も、FRBに合わせて欧州中央銀行(ECB)が利上げペースを減速させるとの見方が意識され、米長期金利に連れて低下しました。

日本の長期金利は、日銀が許容変動幅の上限とする水準近辺で推移し、概ね横ばいでした。

10月と比べて、国内株式、先進国株式、新興国株式すべてが下落しました。

一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。

主な投資ファンド

現在の主なポートフォリオは以下の通りです。

国内株式 目標:20%

国内債券 目標:40%

先進国株式 目標:20%

新興国株式 目標:20%

ドルコスト平均法はやっていません

先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。

ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意

生活防衛資金

生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。

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外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。

資産運用のモットーである「運・鈍・根」とは

資産形成にとって最も重要なこと

アセットアロケーションとは資産配分という意味です。

リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。

このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。

しかし、私はそう考えません。

あえて言おう! 資産形成においてアセットアロケーションは超重要ではないことを