アセットアロケーションと振り返り 2022年6月末

アセットアロケーション

6月末アセットアロケーション


毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。

2022年6月末のアセットアロケーション

アセットアロケーション

先月のふりかえり

株式

6月の主要国の株式市場は中国市場を除き軟調な展開となりました。

米国株式市場は、インフレ抑制のため米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げを行ったことや、世界の中央銀行が相次いで利上げを実施し、先行きの景気減速観測が強まったことを嫌気して大きく下落しました。

欧州の株式市場は、欧州中央銀行(ECB)の利上げ加速観測が高まり、景気減速懸念が強まったことから大幅安となりました。

日本の株式市場も、世界景気の減速懸念や欧米株式市場の下落を受けて調整しました。

一方、中国株式市場は、上海のロックダウン解除や中国政府の景気対策期待から、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに上昇しました。

債券

米国の10年国債利回り(長期金利)は、5月の米消費者物価上昇率が約40年ぶりの高水準となり、月半ばに大きく上昇しましたが、景気減速懸念から月末にかけて低下し、上げ幅を縮めました。

ドイツの長期金利は、ECBが7月に政策金利を0.25%引き上げ、9月も利上げを継続する見通しを示したことを受けて、大きく上昇しました。

日本の長期金利は、日銀の連続指し値買いオペにより小幅に低下しました。

5月と比べて、国内株式、先進国株式、新興国株式すべて下落しました。

一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。

主な投資ファンド

現在の主なポートフォリオは以下の通りです。

国内株式 目標:20%

国内債券 目標:40%

先進国株式 目標:20%

新興国株式 目標:20%

ドルコスト平均法はやっていません

先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。

ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意

生活防衛資金

生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。

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外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。

資産運用のモットーである「運・鈍・根」とは

資産形成にとって最も重要なこと

アセットアロケーションとは資産配分という意味です。

リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。

このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。

しかし、私はそう考えません。

あえて言おう! 資産形成においてアセットアロケーションは超重要ではないことを