アセットアロケーションと振り返り 2021年6月末

アセットアロケーション

毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。

2021年6月末のアセットアロケーション

先月のふりかえり

株式

6月の主要国の株式市場は、概ね底堅く推移しました。

米国では、連邦公開市場委員会(FOMC)で予想外に利上げ前倒しの見通しが示され一時下落しましたが、長期金利が落ち着いて推移したことから持ち直し、NYダウが横ばい、ナスダック総合指数やS&P500指数は過去最高値を更新しました。

欧州では、コロナワクチン接種が進み、行動制限が緩和されたことなどから景気回復期待が高まり、小幅に上昇しました。

日本では、日経平均株価がFOMCのタカ派的内容を受けて一時急落しましたが、海外市場の反発や投資家の押し目買いから持ち直し、前月末比ほぼ横ばいでした。

債券

主要先進国の10年国債利回り(長期金利)は低下しました。

米国では、6月のFOMCで米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ時期の想定を前倒ししたことを受け、長期金利は一時1.5%台後半まで上昇しましたが、すぐに落ち着きを取り戻し、低下に転じました。

一方、短期や中期の利回りは上昇したままで、イールドカーブはフラット化しました。

欧州では、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和政策の現状維持を決定し、長期金利が低下しました。

日本でも、金融政策決定会合で大規模緩和が維持されるなか、長期金利は低下しました。

社債については、景気回復期待から国債と社債の利回り格差が縮小しました。

5月と比べて、国内株式が小反騰、先進国株式・新興国株式が上昇しました。

一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。

主な投資ファンド

現在の主なポートフォリオは以下の通りです。

国内株式 目標:20%

国内債券 目標:40%

先進国株式 目標:20%

新興国株式 目標:20%

ドルコスト平均法はやっていません

先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。

ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意

生活防衛資金

生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。

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外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。

資産運用のモットーである「運・鈍・根」とは

資産形成にとって最も重要なこと

アセットアロケーションとは資産配分という意味です。

リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。

このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。

しかし、私はそう考えません。

あえて言おう! 資産形成においてアセットアロケーションは超重要ではないことを