アセットアロケーションと振り返り 2021年5月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2021年5月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
5月の主要国の株式市場は、概ね堅調に推移しました。
米国では、新型コロナワクチンの普及による景気回復期待が強まる中、中旬にインフレ懸念の高まりで下落する局面がありましたが、その後長期金利が低下したことを受けて、持ち直しました。
欧州では、新型コロナ感染拡大に歯止めがかかったことやワクチン接種が進んだことなどから景気回復期待が高まり、上昇しました。
一方、日本では、欧米に比べてワクチン接種が遅れている中、海外市場の影響を受けて中旬に急落しましたが、投資家の押し目買いもあって月末にかけて反発し、前月末比ほぼ横ばいでした。
債券
主要先進国の10年国債利回り(長期金利)はまちまちの動きとなりました。
米国では、4月の消費者物価が予想を上回り、一時1.7%程度に上昇しましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)理事がインフレ上昇は一時的との見方を示したことなどから債券に買いが入り、月間では長期金利が低下しました。
一方、欧州では、ワクチン接種の進展を受けた景気回復期待などから長期金利が小幅に上昇しました。
日本では、3回目となる緊急事態宣言がさらに延長される中、長期金利はわずかながら低下しました。
社債については、景気回復期待から国債と社債の利回り格差がやや縮小しました。
4月と比べて、国内株式が小反落、先進国株式・新興国株式が上昇しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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