アセットアロケーションと振り返り 2021年2月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
目次
2021年2月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
2月の株式市場は、月半ばまで堅調に推移した後調整色を強める展開となりましたが、月を通じては上昇基調を維持しました。
米国では、追加経済対策期待や新型コロナワクチン普及による景気回復期待を背景に、S&P500種指数、NYダウ、ナスダック総合指数が史上最高値を更新しました。
しかし月後半は主力ハイテク株が利益確定売りに押されたことや、米長期金利の上昇が嫌気され調整しました。日本でも、日経平均株価が30年6カ月ぶりに3万円台を付けましたが月末は2万9,000円台を割り込みました。
欧州やアジアの株式市場も同様の展開となりました。
債券
主要先進国の国債利回りは上昇しました。
米国では、バイデン大統領の追加経済対策や景気回復への期待を背景にインフレ懸念が高まり、長期金利が上昇しました。国債と社債の利回り格差は縮小しました。
欧州では、米長期金利の上昇などから利回りが上昇しました。
イタリアでドラギ前ECB総裁が首相に就任し、経済回復期待が高まったことや、英国でジョンソン首相が新型コロナ対策の都市封鎖(ロックダウン)を段階的に緩和すると発表したことなども金利上昇の一因となりました。
日本でも米長期金利の上昇に連れて利回りが上昇しました。
2月と比べて、国内株式、先進国株式、新興国株式がともに下落しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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