ネット証券の投資信託販売に何を期待するか
山崎元のホンネの投資教室
ネット証券の投資信託販売に何を期待するか
山崎氏が投資信託の販売に関して何を期待し、
これがどうあるべきだと思うかに関して述べています。
第一に、金融機関のセールスマンが介在しないことで、
第二に、ローコストであることだ。
とても同感です。
未来は誰にもわからない
わかるとしてもそれを他人に教えるようなことはせず
自分でひっそりと行う。
ということを考えるとセールスマンが、基準価額が上昇する
金融商品を紹介してくるのは50%の確率です(上がるか下がるか)。
さらにセールスマンの人件費分のコストがあるので
マイナスからのスタートになってしまいます。
目先の手数料を一時的に減らす覚悟と共に、
既存の対面型の証券会社や銀行と全面的に対決する
胆力が必要だが、これは、かつてのネット証券が
株式売買ビジネスに於いて
発揮したことがあるはずの力だ。
手数料低下競争により、ネットの環境があれば株式に投資が
出来るようになった功労は計り知れないものがあります。
私もその一人です。
ただ、資産運用プロジェクトの流れを見ると
どうもターゲットは一般投資家や投資未経験者ではなく
ある程度の資産を持ったミドルクラス以上で対面証券会社と
取引をしている方になっているような気がします。
将来の「良いファンド」の中に、広範な市場をカバーする十分に
分散投資されたローコストなインデックス・ファンドが
入ることは間違いないが、「インデックス」が常に
ベストなポートフォリオだとは思わない。
インデックス・ファンド並みの手数料の
アクティブ・ファンドがあってもいいはずだ。
最後に
日本にもVTのような全世界の株式に分散投資されローコストな
商品がローンチされる事を期待したいです。
山崎氏が提唱するアクティブファンドがどういうものなのか
(出来ればファンドマネージャーをやってほしい)
とても知りたいです。
ディスカッション
コメント一覧
毎月分配型なら-のりたまです。
http://nrtm5002.blog97.fc2.com/
第一弾で手数料が高いと非難されましたが、
私としてはなかなか評価しています。
レアルヘッジで購入時手数料が0なんてなかなかないですよ。信託報酬が高いですが、長期運用と長期保有はちがいますから。それなりの信託報酬が必要な商品ならしょうがない。分配すれば、信託報酬は下がってくものですから。
私としては、信託報酬より全部ノーロードにしてほしいです。フィデリティができるならできるはず。
信託報酬も下げて欲しいですが、
今までにない商品を出すとしょうがないところもあります。
コストが安ければ良い商品ではありません。
儲かる商品がいい商品です。
この業界のプロはほんと分かっていない人が覆いと思います。
非難するなら、どうしたら下げられるかの研究をしてほしいものですね。
まぁ、私としては新興国中小型株に設定したのが失敗かなと。
ブログ主様を避難しているわけではないのでごりょうしょうくだい。
コメントありがとうございます。
高金利通貨は長期的に金利差分は、通貨安となって相殺されるので私にとっては魅力がないです。
のりたまさんのように私には事前に儲かる商品が
わかりません。
わかるのであれば分散投資などせずに一点集中投資をすればいいのでは。
10、20年後、のりたまさんの運用結果がどのようになるのか楽しみにブログを拝読されて頂きます。