最高利率0.81% 期間1年 気温連動型「個人向けマネックス債 夏祭り」2022年 申込み始まってます

円建て社債

ひまわり 夏 summer

マネックス証券が、気温連動型「個人向けマネックス債 夏祭り」2022年を販売中です。

本債券の利率(税引前)は観測地点(茨城県 つくば)の気温により「年0.21%~年0.81%」の間で決定されます。

マネックスファイナンス株式会社 2023年8月2日満期 日照時間参照型クーポン付 円建債券(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り) 概要

利率

0.21% + 0.02% × 10時間以上日数

観測期間:2022年8月2日から2022年8月31日まで

マネックスグループ株式会社保証付
観測期間:2022年8月2日から2022年8月31日まで
観測地点:気象庁が公表する「茨城県 つくば(館野)」
10時間以上日数:気象庁が公表する日照時間が10時間以上の日数

気象庁の公表は、気象庁「過去の気象データ検索」にて確認できます

その他

名称 マネックスグループ株式会社保証付
マネックスファイナンス株式会社 2023年8月2日満期 日照時間参照型クーポン付 円建債券
(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)
発行体 マネックスファイナンス株式会社
格付け  BBB+(JCR)
利払日 年1回(8月2日)
償還日 2023年8月2日
申込単位 額面10,000円単位
申込期間 2022年7月15日(金) ~ 2022年8月1日(月)14時

期間1年、利率は観測日の気温に応じて、最低 年0.02%~最高 年1.82%の間で決定する気温連動型債券です。

手数料等

債券の取引の際には、購入対価のみで取引手数料はかかりません。

申込み可能者

  • 個人、法人のを問わず申込みできます。
  • 米国籍、米国の外国人永住権を保有されている方は、購入できません。

情報ソース:年利率0.21%~0.81%(税引前)日照時間連動型債券 | 最新情報 | マネックス証券

利率の決定方法

「個人向けマネックス債 夏祭り」の年利率は、

0.21% + 0.02% × (つくばの日照時間が10時間以上の日数)となります。

茨城県 つくばにおける2022年8月の日照時間が10時間以上の日数により利率上昇。

 

例1 観測地点の気温が過去10年の平均だった場合

(例)観測地点の日照時間が過去10年の平均だった場合
過去10年間の気象データ つくばの8月平均

10時間以上日数 約7日(7.6日)
年利率は、

0.21% + 0.02% ×7(日) = 0.35%(税引前)/0.278%(税引後)

※500万円購入した場合、償還時の受取金額は
償還金額:500万円+利金:1万7500円(税引前)=501万7500円 です。

個人向けマネックス債(マネックスファイナンス株式会社)の発行履歴

償還年月 期間 利率
2023/8 1年 0.21%から.081%
※日照時間連動型
2022/8 1年 0.02%から1.82%
※気温連動型
2021/7 1年 0.03%から0.96%
※気温連動型
2021/11 1.5年 0.60%
2020/07 1年 0.36%
※気温連動型
2022/01 3年 0.50%
2023/11 5年 0.60%
2019/09 1年 0.50%
※気温参照型
2021/07 3年 0.58%
2019/07 1年 0.35%
2018/07 6ヶ月 0.20%

個人向けマネックス債について

これまでマネックス債の発行会社は、マネックスグループ株式会社でした。

今回の個人向けマネックス債はマネックスファイナンス株式会社です。

「マネックスファイナンス株式会社」は、マネックス証券の株式を100%保有する持株会社「マネックスグループ株式会社」の100%子会社です。

マネックスファイナンス株式会社の事業内容は金融機関からの借入および社債の発行により資本市場から資金を調達し、マネックスグループ株式会社およびその関係会社(当社、TradeStation Group, Inc.等)における運転資金、設備資金および投融資資金のための貸付を行っています。

リスク

社債の信用リスクと利回りの得失を個人投資家が判断するには

  • 格付け会社による各社の格付け
  • 日本証券業協会のホームページの格付けマトリックス表

などを見て、利回りの見当をつけることは出来るかもしれません。

しかし、格付けに頼るのは危ういです。 なぜなら

発行体から格付け手数料をもらう格付け会社のビジネスモデルに問題があることは、サブプライム問題で嫌というほど明らかになったが、この点は根本的に改善されていない。 また、実績から見て、格付けの悪化は、発行体の状況悪化が公知のものとなって、債券の利回りが上昇した後で行われることが多い。 これでは格付け会社ではなく、「後付け会社」とでも呼びたくなる。

個人向け社債ブームにあえて水を差す|山崎元のマネー経済の歩き方より引用

最後に

マネックスファイナンス株式会社が1年以内に倒産するかどうか、私にはわかりません。

マネックス証券の信用リスクをかぶるのであれば、1,000万円とその利息まで保護される、金融機関の高金利キャンペーンを選択したほうが無難でしょう。

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