最高利率1.82% 期間1年 気温連動型「個人向けマネックス債 夏祭り」2021年 申込み始まってます

円建て社債

太陽 夏 summer

マネックス証券が、気温連動型「個人向けマネックス債 夏祭り」2021年を販売中です。

本債券の利率(税引前)は観測地点(大阪府 大阪)の気温により「年0.02%~1.82%」の間で決定されます。

マネックスファイナンス株式会社 2022年8月3日満期 気温参照型クーポン付 円建債券 概要

利率

0.02% + 0.06% × 35度以上日数

観測期間:2021年8月2日から2021年8月31日まで

観測地点:気象庁が公表する「東京都 東京」

35度以上日数:気象庁が公表する最高気温が摂氏35度以上の日数

気象庁の公表は、気象庁「過去の気象データ検索」にて確認できます。

年利率は2021年9月7日17時時点の気象庁公表データを元に決定されます。

その他

名称 マネックスグループ株式会社およびマネックス証券株式会社保証付
マネックスファイナンス株式会社 2022年8月3日満期 気温参照型クーポン付 円建債券
(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)
発行体 マネックスファイナンス株式会社
格付け BBB(R&I)、BBB(JCR)
利払日 年1回(2022年8月3日)
償還日 2022年8月3日
申込単位 額面10,000円単位
申込期間 2021年7月16日(金)~ 2021年8月2日(月)14時

期間1年、利率は観測日の気温に応じて、最低 年0.02%~最高 年1.82%の間で決定する気温連動型債券です。

手数料等

債券の取引の際には、購入対価のみで取引手数料はかかりません。

申込み可能者

  • 個人、法人のを問わず申込みできます。
  • 米国籍、米国の外国人永住権を保有されている方は、購入できません。

情報ソース:年利率0.02%~1.82%(税引前)気温連動型債券 | 最新情報 | マネックス証券

利率の決定方法

「個人向けマネックス債 夏祭り」の年利率は、

0.02% + 0.06% × (東京の猛暑日数)となります。

東京都 東京における2021年8月*1の最高気温が35度以上の日数により利率が上昇いたします*2。

*1観測期間は2021年8月2日~2021年8月31日

*2本債券の利率(税引前)は、年0.02%~年1.82%の間で変動します。

例1 観測地点の気温が過去10年の平均だった場合

過去10年間の気象データ 東京の8月平均

35度以上日数 約5日(5.1日)
年利率は、

0.02% + 0.06% × 5(日) = 0.32%(税引前)

※500万円購入した場合、償還時の受取金額は償還金額:500万円+利金:1万6000円(税引前) = 501万6000円 です。

(年) 35度以上(日数) 利率(税引前)
2020 11 0.68%
2019 9 0.56%
2018 6 0.38%
2017 1 0.08%
2016 1 0.08%
2015 7 0.44%
2014 4 0.26%
2013 5 0.32%
2012 4 0.26%
2011 3 0.20%

 

個人向けマネックス債(マネックスファイナンス株式会社)の発行履歴

償還年月 期間 利率
2022/8 1年 0.02%から1.82%
※気温連動型
2021/7 1年 0.03%から0.96%
※気温連動型
2021/11 1.5年 0.60%
2020/07 1年 0.36%
※気温連動型
2022/01 3年 0.50%
2023/11 5年 0.60%
2019/09 1年 0.50%
※気温参照型
2021/07 3年 0.58%
2019/07 1年 0.35%
2018/07 6ヶ月 0.20%

個人向けマネックス債について

これまでマネックス債の発行会社は、マネックスグループ株式会社でした。

今回の個人向けマネックス債はマネックスファイナンス株式会社です。

「マネックスファイナンス株式会社」は、マネックス証券の株式を100%保有する持株会社「マネックスグループ株式会社」の100%子会社です。

マネックスファイナンス株式会社の事業内容は金融機関からの借入および社債の発行により資本市場から資金を調達し、マネックスグループ株式会社およびその関係会社(当社、TradeStation Group, Inc.等)における運転資金、設備資金および投融資資金のための貸付を行っています。

リスク

社債の信用リスクと利回りの得失を個人投資家が判断するには

  • 格付け会社による各社の格付け
  • 日本証券業協会のホームページの格付けマトリックス表

などを見て、利回りの見当をつけることは出来るかもしれません。

しかし、格付けに頼るのは危ういです。 なぜなら

発行体から格付け手数料をもらう格付け会社のビジネスモデルに問題があることは、サブプライム問題で嫌というほど明らかになったが、この点は根本的に改善されていない。 また、実績から見て、格付けの悪化は、発行体の状況悪化が公知のものとなって、債券の利回りが上昇した後で行われることが多い。 これでは格付け会社ではなく、「後付け会社」とでも呼びたくなる。

個人向け社債ブームにあえて水を差す|山崎元のマネー経済の歩き方より引用

最後に

マネックスファイナンス株式会社が1年以内に倒産するかどうか、私にはわかりません。

観測地点(東京都 東京)において2021年8月1日から2021年8月31日のうち最高気温が35度以上の日数により利率が上昇します。過去10年の平均の場合、年0.32%となります。

マネックス証券の信用リスクをかぶるのであれば、1,000万円とその利息まで保護される、金融機関の高金利キャンペーンを選択したほうが無難でしょう。

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