アセットアロケーション 2020年6月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2020年6月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
6月は、世界経済が最悪期を脱し先進国を中心に経済の回復傾向がみられ始めたことなどから株式市場が総じて底堅く推移し、株価は急落前の水準を7-8割取り戻しました。
一方で、新興国の新型コロナ感染拡大が続いていることに加え、先進国でも経済活動再開に伴い感染再拡大の懸念が現実味を帯びてきたため、中旬以降は相場の勢いにかげりがみられました。
インドでは感染拡大が続いているものの、株式市場はリスク選好の動きや外国人投資家の買い越しなどから出遅れ分を取り戻す形で大きく上昇しました。米
欧の株式市場も積極的な政策対応と今後の景気回復や業績の改善を織り込み上昇しました。
日本の株式市場も期待先行の相場上昇となり、日経平均株価は一時23,000円台まで上昇しました。
債券
主要先進国の国債利回りはまちまちの動きとなりました。
欧米では経済再開の動きや経済指標が予想を上回ったことを受けて初旬は利回りが上昇したものの、その後は感染再拡大への懸念から上昇が抑制された格好となりました。
日本では、今後の大規模経済対策のための国債増発が金利上昇圧力となり、利回りはやや上昇しました。
一方、国債と社債の利回り格差は縮小しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)の個別企業の社債購入開始などが背景です。
5月と比べて、すべての株式が上昇しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
投資先の思案
eMaxis Slim全世界株式(3地域均等型)1本にするかどうか思案中です。
第1回運用報告書後の実質コストを確認し、低コストであれば投資先を変更します。
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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