アセットアロケーションの簡便法最新版
週刊ダイヤモンド 山崎元のマネー経済の歩き方
アセットアロケーションの簡便法最新版
にて山崎元さんが提唱する新しいアセットアロケーションが公開されました。
ネットで投信フォーラム in Osaka(動画)でも述べられていました。
アセットアロケーション
※下記表の期待リターン、リスク、運用結果(最頻値)は
100万円を当初割合毎の資金配分から開始をし、30年間毎月10万円ずつ
投資をした運用結果の予想です。
総投資額は
=100万円+10万円☓12ヶ月☓30年
=3,700万円
データ元はファンドの海さん
長期投資予想/アセットアロケーション分析
これまでのアセットアロケーションの経緯です。
※山崎元さんと長期投資予想/アセットアロケーション分析の
各資産クラスの期待リターンとリスクは前提数値が違います。
国内株式 | 先進国株 | 新興国株 | 国内債券 | 期待リターン | リスク | 運用結果 (最頻値) |
|
超簡単お金の運用術 | 40% | 60% | 0% | 0% | 4.92% | 16.52% | 4877.2万円 |
第2回インデックス投資ナイト | 50% | 35% | 15% | 0% | 5.54% | 18.41% | 4684.9万円 |
ホンネの投資教室(積極型) | 58.26% | 23.84% | 17.90% | 0% | 5.64% | 19.27% | 4502.3万円 |
ホンネの投資教室(やや慎重型) | 34.20% | 18.56% | 4.77% | 42.47% | 3.44% | 10.84% | 5221.9万円 |
ほったかし投資術 | 50% | 40% | 10% | 0% | 5.33% | 17.82% | 4737.9万円 |
今回 | 50% | 25% | 25% | 0% | 5.96% | 19.59% | 4554.3万円 |
今回の簡便法はとても覚えやすくシンプルです。
過去の中で一番新興国株式の比率が上がっています。
理由
生活費三カ月分を除外し、
リスク許容額(最大損失額)を算出し投資することを推奨しているからです。
記事の中では最大1/3の損失額になっています。
損失の上限を押さえたうえで、リスク資産への投資額を
期待リターンとリスク(最大損失額のかたちで)を比較して決めている。
投資額でリスクを調節すればいい。
という事が重要です。
生活費三カ月分を除外した分すべて投資せよということではありません。
アクティブファンドは現状では手数料が高いので検討しなくていい。
また、外債・外貨預金は期待リターンが低いのに
(円ベースでは国内債とどちらが高いか五分五分)、
外国為替のリスクが大きいから、これも除外していい。
というところは一貫しています。
最後に
一番重要なことは推奨されるアセットアロケーションがあってもその言葉を鵜呑みにして投資するのではなく自分で納得した上で行う事だと思います。
投資は自己責任でという言葉通りです。
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