楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)が運用管理手数料を誰でも1年間0円に

確定拠出年金(iDeCo)

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)が運用管理手数料を誰でも1年間0円になりました。

また1年後以降も個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)口座内の残高もしくは拠出額累計が10万円以上であれば、引き続き0円になります。

楽天証券 個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)の運用管理手数料

改善前

2017年12月末まで運営管理手数料を0円にするキャンペーンを実施

改善後

加入後または移換完了から1年間は誰でも運営管理手数料0円

有利な条件が適用

「2017年末まで手数料0円キャンペーン」が適用されている方は、今回からはじまる「1年間誰でも0円」サービスのいずれかの有利な条件が適用となります。

情報ソース

運営管理手数料(口座管理手数料)に関するプレスリリースをおこないました。(pdf)

楽天証券の初期・移換手数料

初回・移換手数料
(税込み)
楽天証券
国民年金基金連合会 2,777円
運営管理機関
(証券会社)
0円
合計 2,777円

楽天証券の毎月の手数料

年金残高0円

毎月の手数料
(税込み)
楽天証券
国民年金基金連合会 103円
事務委託先 金融機関 64円
運営管理機関
(証券会社)
226円→0円※
月間合計〔A〕 393円→167円※
年間合計〔A×12〕 4,524円→2,004円※

※・・・「1年間誰でも0円」サービスで口座開設後1年以内は口座管理手数料0円。加入手続き後13か月以降は、前月までの拠出額合計または前月末残高のどちらも10万円未満の場合に限り、翌々月の掛け金から226円(税込)の運営管理手数料が発生します。

年金残高10万円以上

毎月の手数料
(税込み)
楽天証券
国民年金基金連合会 103円
事務委託先 金融機関 64円
運営管理機関
(証券会社)
0円
月間合計〔A〕 167円
年間合計〔A×12〕 2,004円

限度額まで拠出した場合の対象者別に何ヶ月で口座管理手数料が0円になるか

対象者 拠出限度額 楽天証券
自営業、無職等、国民年金第1号被保険者 月68,000円 2ヶ月
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金なし。
他の企業年金なし。
月23,000円 5ヶ月
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金あり。
他の企業年金なし。
月20,000円 5ヶ月
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金あり。
他の企業年金あり。
月12,000円 9ヶ月
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金なし。
他の企業年金あり。
公務員
専業主婦など、国民年金第3号被保険者 月23,000円 5ヶ月

※口座管理手数料が0円になる残高(楽天証券:10万円)÷拠出限度額にて算出。投資信託の基準価額の変動は含めず

キャンペーンの利用で口座管理手数料が0円になるか

「1年間誰でも0円」サービスを利用し拠出限度額まで拠出した場合、口座管理手数料がずっと0円になる「○」、ならない「×」

対象者 楽天証券
自営業、無職等、国民年金第1号被保険者
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金なし。
他の企業年金なし。
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金あり。
他の企業年金なし。
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金あり。
他の企業年金あり。
国民年金第2号被保険者で、企業型確定拠出年金なし。
他の企業年金あり。
公務員
専業主婦など、国民年金第3号被保険者

最後に

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)が運用管理手数料を「誰でも1年間0円」サービスを開始しました。

1ヶ月9,000円以上の拠出をすれば運営管理手数料はずっと0円になります。

キャンペーンではなくサービスなので継続性が多少なりともあると考えてもいいでしょう。

個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)の口座開設で重要なポイントは

  1. 手数料
  2. 運用商品
  3. 給付時の選択肢

になります。個人型確定拠出「年金」という名のとおり長期間の運用となるので、手数料を低く抑え、低コストなファンドを保有する。そしてより節税となる給付の方法が選択できるかが肝要です。

現在最も候補となるのは

  • SBI証券
  • 楽天証券

の二社と言っても過言ではありません。

SBI証券と楽天証券の手数料や運用商品、サービス、給付時の選択肢を比較した記事も併せてお読みください。

SBI証券と楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)を徹底比較