プリペイドカードとは?メリット・デメリットまとめ

プリペイドカード・デビットカード

プリペイドカードをご存知でしょうか。

プリペイドカードは、あらかじめカードに現金をチャージし、その範囲内でクレジットカードと同じようにVisaやMastercard、JCB、iDなどの加盟店で利用できるカードです。

簡単に言えばSuicaのようなものです。

プリペイドカードのメリット・デメリットをまとめてみました。

プリペイドカードとは?

プリペイドカードは、デビットカードやクレジットカードと同様に買い物の決済手段のひとつです。

最大の違いは、あらかじめカードに現金をチャージし範囲内で買い物できることが特徴です。

プリペイドカードはポイント付与やキャッシュバックの特典があります。

あらかじめカードに現金をチャージするので、口座に残高がなくても買い物できるクレジットカードのように使いすぎることもありません。

<参考記事>クレジットカードだと支出が2割も増える

プリペイドカードの特徴は

  1. あらかじめ購入・チャージした残高の範囲内での買い物になるので、使いすぎの心配が少ない。
  2. チャージ機能を利用して、繰り返し利用できる。
  3. インターネットショッピングができる。
  4. 利用金額に応じてポイントが貯まるカードもある。

の4点です。

 

クレジットカードやデビットカードとの違い

 

  クレジットカード プリペイドカード デビットカード
入会 審査あり 審査なし 審査なし
発行手数料 不要 不要
(一部要カード有)
不要
(一部要カード有)
引落し銀行口座登録 必要 不要 必要
ポイント付与 ある ある ある
利用可能金額 利用限度額の範囲内 チャージ残高の範囲内  銀行残高の範囲内
支払い方法 後日、口座から引き落とし 商品購入時に引き落とし 商品購入時に引き落とし
支払い回数 一括払いのみor分割払い 一括払いのみ 一括払いのみ
年会費
(一部不要カード有)
不要 不要
(一部要カード有)

 

プリペイドカードのメリット

プリペイドカードの一番のメリットは、あらかじめ購入・チャージした残高の範囲内での買い物できることです。

無駄な買い物を防ぎやすいです。

銀行口座を登録しないので海外旅行やインターネットでの利用が不安な方も安心です。

また、クレジットカードのように作成にあたって入会審査はありません。

現金を引き出さずに買い物ができるので、小銭で財布がふくらんだり、ATM手数料を節約できます。

プリペイドカードのデメリット

一番のデメリットは、クレジットカードよりも還元率が低いことです。

原則年会費無料で還元率1%超のクレジットカードがあります。しかしプリペイドカードの還元率は0.5%~程度です。

逆説的ですがチャージ残高を超えての利用はできません。

チャージの際に手数料が必要になるプリペイドカードもあります。

さらにクレジットカードが利用できる店舗、インターネットショップの中でも

  • 公共料金など毎月の継続的な支払いや自動更新手続き(契約)が発生する
  • ガソリンスタンド
  • 高速道路通行料金
  • 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金の支払い
  • 一部のインターネットショップでの買い物代金の支払い

などで利用できません。

その他のプリペイドカード特徴

  • カード利用分は、チャージされた範囲内で「即時引落」となる。
  • 原則的に、本人確認のためにサイン・暗証番号の入力が必要です。
  • クレジットカードの仕組みを使って決済されますので、レシートにも「クレジット」と印字される。
  • 申し込み年齢制限なしのカードがある。

があります。

最後に

  • 使いすぎが心配
  • インターネットショッピングをしたいけどクレジットカードを持っていない
  • 海外旅行やインターネットでの利用が不安
  • けれでもクレジットカードと同様にポイントを貯めたい

プリペイドカードはこんな方にオススメです。