先着順の第34回マネックス債の利率は? 期間:6ヶ月 申込開始:2017.6.20から

円建て社債

マネックス証券

第34回マネックス債が公募されます。 前回は2016年5月に起債しており約1年1ヶ月ぶりです。

マネックスグループ株式会社 2017年12月21日満期 円建社債概要

名称 マネックスグループ株式会社 2017年12月21日満期 円建社債
発行体 マネックスグループ株式会社
格付け BBB(R&I)
利率/税引前 年0.30%
発効日 2017年6月20日
利払日 年1回(償還日のみ)
償還日 2017年12月21日
申込単位 額面10,000円単位
申込期間 2017年6月12日(月)~ 2017年6月20日(火)14時

前回は期間1年、利率0.60%でした。今回は期間6ヶ月、利率0.30%です。

情報ソース

年利率0.30% 個人向けマネックス債 販売開始 | 最新情報 | マネックス証券

申込注意点

先着順です。

マネックス債 発行履歴

名称 償還年月 期間 利率
 第34回マネックス債 2017/12   6ヶ月 0.30%
第33回マネックス債

2017/05

1年 0.60%
第32回マネックス債 2018/12 5年 1.50%
第31回マネックス債 2018/11 5年 1.50%
第30回マネックス債 2018/10 5年 1.50%
第29回マネックス債 2016/07 3年 1.30%
第28回マネックス債 2013/12 6ヶ月 0.70%
第27回マネックス債 2013/10 6ヶ月 0.70%
第26回マネックス債 2014/03 1年 1.00%
第25回マネックス債 2014/03 1年 1.00%
第24回マネックス債 2011/07 1年 1.10%
第23回マネックス債 2011/02 1年 1.20%
第22回マネックス債 2010/12 1年 1.20%
第21回マネックス債 2010/09 1年 1.20%
第20回マネックス債 2010/09 6ヶ月 1.10%
第19回マネックス債 2009/12 6ヶ月 1.10%
第18回マネックス債 2009/09 3ヶ月 1.00%
第17回マネックス債 2009/09 6ヶ月 1.10%
第16回マネックス債 2009/06 3ヶ月 1.00%
第15回マネックス債 2009/04 3ヶ月 1.00%
第14回マネックス債 2009/02 3ヶ月 1.00%
第13回マネックス債 2008/12 3ヶ月 1.00%
第12回マネックス債 2008/10 3ヶ月 1.04%
第11回マネックス債 2008/08 3ヶ月 1.00%
第10回マネックス債 2008/06 3ヶ月 1.00%
第9回マネックス債 2008/05 3ヶ月 1.00%
第8回マネックス債 2008/04 3ヶ月 1.04%
第7回マネックス債 2008/03 3ヶ月 1.00%
第6回マネックス債 2008/02 3ヶ月 1.00%
第5回マネックス債 2008/01 3ヶ月 1.00%
第4回マネックス債 2007/12 3ヶ月 1.00%
第3回マネックス債 2007/11 3ヶ月 1.00%
第2回マネックス債 2007/10 3ヶ月 1.00%
第1回マネックス債 2007/10 3ヶ月 1.00%

リスク

人気のマネックス債ですが、社債の信用リスクと利回りの得失を個人投資家が判断するには

  • 格付け会社による各社の格付け
  • 日本証券業協会のホームページの格付けマトリックス表

などを見て、利回りの見当をつけることは出来るかもしれません。 しかし、格付けに頼るのは危ういです。 なぜなら

発行体から格付け手数料をもらう格付け会社のビジネスモデルに問題があることは、サブプライム問題で嫌というほど明らかになったが、この点は根本的に改善されていない。 また、実績から見て、格付けの悪化は、発行体の状況悪化が公知のものとなって、債券の利回りが上昇した後で行われることが多い。 これでは格付け会社ではなく、「後付け会社」とでも呼びたくなる。

個人向け社債ブームにあえて水を差す|山崎元のマネー経済の歩き方より引用  

最後に

マネックスグループ株式会社が6ヶ月以内に倒産するかどうか、私にはわかりません。

かつてはSBI債と同じぐらい人気のあったマネックス債ですが、日銀のマイナス金利の影響でずいぶん利率も下がりました。

期間:6ヶ月、利率:年0.30%で、マネックス証券の信用リスクをかぶるのであれば、1,000万円とその利息まで保護される、金融機関の高金利キャンペーンを選択したほうが無難でしょう。

<公式HP>マネックス証券