最高還元率2.0%! LINE Pay Card(LINEペイカード) メリット・デメリットまとめ

プリペイドカード・デビットカード

キャッシュレス・ウォレットレス社会の実現を目指して、今まで以上の利便性向上を図ってLINEが発行するプリペイドカード「LINE Pay カード」。 <プリペイドカードについて更に詳しい記事はコチラ>プリペイドカードとは?メリット・デメリットまとめ JCBとの協業により国内・海外約3,000万店のJCB加盟店での支払いに利用できます。 LINE Pay カードのメリット・デメリットを紹介します。

LINE Pay カードの還元率は最高2.0%

マイカラープログラムにより還元率が変わります。 マイカラープログラムとはバッジカラーによりLINEポイントのポイント率が変わるプログラムです。
マイカラー ポイント率
グリーン 2.0%
ブルー 1.0%
レッド 0.8%
ホワイト 0.5%
期間・・・2018年8月1日~2019年7月31日の1年間 対象・・・QR/コード支払いを利用した場合、「マイカラー」で決まったポイント付与率に3%を上乗せ
マイカラー ポイント率 QR/コード支払い 合計ポイント率
グリーン 2.0% 3.0%上乗せ 5.0%
ブルー 1.0% 4.0%
レッド 0.8% 3.8%
ホワイト 0.5% 3.5%
条件・・・ポイント付与決済金額100万円の上限内 ※インセンティブプログラム「マイカラー」における付与ポイントと、コード支払いで+3%キャンペーンにおける付与ポイントは別算出となります。 それぞれのポイント付与率に基づき算出した後、小数点以下切捨ての上、合算したポイントが付与されます。 <参考記事> 最高還元率5.0%! LINE Pay(ラインペイ)カード「マイカラー」プログラム アップグレード

バッジカラー判定基準

バッジカラーは、月々の利用状況によって変動します。
バッジカラー 条件
グリーン 決済金額 : 10万円/月
ブルー 決済金額 : 5万円~9万9,999円/月
レッド 決済金額 : 1万円~4万9,999円/月
ホワイト 決済金額 : 0円~9,999円/月
レッド以上はユーザーへの送金が条件でしたが、緩和されました。

LINE Pay カードは実店舗でもネットショッピングでも支払い可能

国内外のJCB加盟店約3,000万店舗で利用できます。 実店舗で利用するには支払いの際に何も言わず店員にLINE Pay カードを出しましょう。支払い回数を聞かれたら「一括払いで」と言いましょう。クレジットカードと同じですね。 実店舗だけでなく、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどネットショッピングでも利用できます。

LINE Payカードでの支払い・チャージは即座に通知

お買いものや入金などのタイミングでLINEが届くので、お金の動きをリアルタイムに把握することが可能です。 LINEでメッセージが通知されるので、身に覚えがない不正利用の早期発見にもつながります。初めて電子マネーを持つ方も安心です。 LINE Pay Teamから
  • LINE Pay カードで〇〇円のご利用がありました。(付与予定ポイント:△△ポイント)
  • コンビニで◇◇円のチャージ申請を受け付けました
  • コンビニ決済で◇◇円をチャージしました
などの通知がリアルタイムにメッセージを受け取ることが出来ます。

LINEポイントの使い道

LINE Pay残高に電子マネーとして交換できます。つまり1,000ポイント分のLINEポイントを1,000円分のLINE Payカード残高としてショッピングに利用できます。 その他に
項目 必要ポイント 交換後のポイント
LINE STORE (LINEスタンプ、ゲーム、着せ替え) 1ポイント~ 1円分
LINEコイン (LINEスタンプ、ゲーム、着せ替え) 3ポイント~ 3円分
LINE MUSICクーポン 500ポイント 500円分
960ポイント 960円分
Amazonギフト券 550ポイント 500円分
1,100ポイント 1,000円分
nanacoポイント 300ポイント 270ポイント
500ポイント 450ポイント
1,000ポイント 900ポイント
JALマイレージバンク 300ポイント 100マイル
1,500ポイント 500マイル
3,000ポイント 1,000マイル
メトロポイント 300ポイント 270ポイント
500ポイント 450ポイント
1,000ポイント 900ポイント
Pontaポイント 300ポイント 270ポイント
500ポイント 450ポイント
1,000ポイント 900ポイント
eギフト(ありがとう、お誕生日おめでとう) 500ポイント 500円分
選べるe-GIFT 550ポイント 550円分
熊本の活動を応援 1ポイント~ 1円応援
ルーレット 10ポイント 抽選で豪華賞品が当たる
LINE Pay残高に電子マネーとして交換が最も還元率が高いです。

入会費と年会費

LINE Pay カードは発行手数料や入会費、年会費は無料0円です。 2年目以降の利用も無料0円です。

LINE CashアカウントとLINE Moneyアカウント

LINE Payのアカウントには、「LINE Cashアカウント」と「LINE Moneyアカウント」の2種類があります。 「本人確認」の手続きを行うと、アカウントがLINE CashアカウントからLINE Moneyアカウントになります。
機能 LINE Cash LINE Money
残高上限額 10万円 1000万円
チャージ コンビニ 1千~10万円/回 1千~29万9千円/回
Pay-easy 1千~10万円/回 1千~10万円/回
銀行口座連携 × 1~10万円/回
チャージ専用口座 1~10万円/回 1~1千万円/回
決済 チャージ残高 上限10万円/回 上限100万円/回
クレジットカード 制限なし 制限なし
出金 × 上限10万円/日
送金 × 上限10万円/日

LINE Pay カードにお金をチャージする

LINE Pay カードはカードにお金をチャージしてから利用するプリペイドカードです。 チャージする方法として
チャージ方法 対象
銀行口座 みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、じぶん銀行、一部の地方銀行
ATM セブン銀行ATM
LAWSONチャージ ローソン
コンビニ ローソン・ミニストップ(Loppi端末)、ファミリーマート(Famiポート端末)、サークルKサンクス(Kステーション端末)、セイコーマート(クラブステーション端末)
チャージ専用口座 利用者専用のジャパンネット銀行の口座に振込
Pay-easy
オートチャージ 設定した最低残高を下回った場合、銀行口座から自動的にチャージ 三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、横浜銀行
の6種類があります。 クレジットカードのチャージは出来ません。 2017/3/31まではファミーマートで火曜、土曜にファミマTカードでクレジットカードチャージで合計還元率3.0%と驚異の還元率を誇りました。 2017/4/1からファミリーマートでLINE Pay カードのチャージはファミマTカードで支払いはできなくなりました。 2017/10/23からセブン銀行ATMで入出金出来るようになりました。

全ての送金・決済・出金が補償の対象

不正利用や架空請求が発生してしまったらどうしよう…と不安になる方もいるかもしれません。 そのようなことが発生した場合に備えて、LINE Payでは、不正行為によって発生した損害を補償する利用者補償制度が導入されています。 全て*の送金・決済・出金が補償の対象となり、損害額はLINE社が全て*カバーします。 *アカウント所有者の意図の下に行われた金銭移動を除きます。 *損害発生時から、31日以内の申し立てが必要となります。 *原則10万円を補償の範囲としています。

補償の対象となるケース

  • スマートフォンを紛失し、LINE Payにログインされ不正にクレジットカードを利用されてしまった
  • LINEとLINE Payのパスワードが第三者に特定され、勝手にアカウントを利用されてしまった
  • 身に覚えのないLINE Payの利用請求がきた
などがあります。

補償の対象とならないケース

  • 自らLINE Payのパスワードを他者に伝え、利用を促した場合
  • 利用者の意思で行われた金銭移動
  • 利用規約に反した使い方をしていた場合
などです。

補償の申請方法

LINE 問題報告フォームにて、利用の端末を選んだ上、”LINE Pay(決済サービス)”を選択し、詳細を送付。

nanacoチャージは対応してない

JCBブランドですが、nanacoチャージには対応していません。 nanacoチャージを利用してポイントを貯めたいならクレジットカードを利用しましょう。 <参考記事>税金の支払いでもポイントが付く!nanacoでお得にクレジットカードチャージ 2016年版

LINE Pay カード申込み方法

LINE PayのページにあるQRコードをスキャンすると、カードの申込みページに移動します。 カードのデザインを選び、名前と住所を入力すれば申し込み完了。1~2週間でLINE Pay カードが届きます。

カード受取後の利用開始手続き

カードが届いたら、セキュリティコード(※)を入力して利用開始手続きをします。 ※セキュリティコードはカードの裏面の署名欄に印字された数字の末尾3桁の数字です。

コンビニでも発行可能

全国のファミリーマート、ローソンでも、カード発行できます。

LINE Pay カードのデメリット

LINEポイントの有効期限

LINEポイントの有効期限は、最後のポイントを取得した日から180日間です。(取得日を1日目とカウントします)180日間、新たなポイントの取得がなければ失効します。 他のクレジットカードと併用する場合は、有効期限に注意しないとポイントが失効します。

LINEポイントの付与タイミング

LINE公式サイトにも書いてあるとおり、LINEポイントが付与されるまでには最大で2週間程度の時間がかかります。 リアルタイムではありません。

SMS認証が必要

SMS認証をしなければLINE Pay カードを利用できません。 格安SIMでデータ専用プランの場合、固定電話などで電話番号認証をしましょう。

利用明細はLINEのみ

LINE Pay カードで利用した支払いやチャージの履歴や明細はLINEでしか見れません。 端末の変更時にLINEアカウント引き継ぎに失敗すれば、LINE Pay残高も引き継がれません。

銀行口座チャージはネットバンク未対応

銀行口座チャージはみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、一部の地方銀行だけです。 住信SBIネット銀行、楽天銀行、ソニー銀行、大和ネクスト銀行などのネットバンクは未対応です。

支払い出来ないお店

他のプリペイドカードと同様に
  • 公共料金など毎月の継続的な支払いや自動更新手続き(契約)が発生する
  • ガソリンスタンド
  • 高速道路通行料金
  • 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金の支払い
  • 一部のインターネットショップでの買い物代金の支払い
などで利用できません。

最後に

LINE Pay カードは
  • 驚異の最高還元率2.0%
  • JCB加盟店で支払い出来る
  • ネットショッピングの支払いにも利用できる
  • 入会費・年会費無料
と魅力的です。 クレジットカードやデビットカードと違い事前にチャージが必要ですが、それを補う還元率です。 とにかく還元率を追及したい方はLINE Pay カードがオススメです。