驚き? JPMザ・ジャパンとひふみ投信を比較 2013年7月末

積立シミュレーション

JPM ザ・ジャパンとひふみ投信を比較

前回は2013年1月末に比較しました。

商品概要

名称 JPM ザ・ジャパン ひふみ投信
運用方針 日本の株式を主要投資対象とする。銘柄選定にあたっては、日本の産業構造が変化していく中で、利益成長性が高く、株主を重視した経営を行っており、かつこれらの状況を市場が株価に織り込んでいない企業に投資する。TOPIX(配当込み)をベンチマークとする。 「ひふみ投信マザーファンド」を通じて、円貨での信託財産の長期的な成長を図ることを目的として、国内外の株式に投資する。運用にあたっては、国内外の長期的な経済循環を勘案して、適切な国内外の株式市場を選び、そのなかで長期的な企業の将来価値に対して、その時点での市場価値が割安であると考えられる銘柄を選別し、長期的に分散投資する。
設定日 1999/12/15 2008/10/01
純資産額 1920.38億円 80.00億円
申込手数料 3.15%
主要ネット証券で1.05%
ノーロード(無料)
信託報酬 年1.785% 年1.029%
実際の経費率 年1.81% 年1.319%
信託財産留保額 なし なし
償還日 無期限 無期限

※2013年8月のデータ。各商品説明サイトおよびモーニングスターより

比較チャート

青:JPM ザ・ジャパン
赤:ひふみ投信

リターン

リターン(%)  JPM ザ・ジャパン   ひふみ投信 
1ヶ月 -8.11 -6.37
3ヶ月 +4.26 +2.66
6ヶ月 +57.70 +27.24
1年 +95.70 +43.19
2年 +97.70 +42.93
3年 +132.31 +63.19
5年 +120.92

直近1カ月ではひふみ投信の方が投資成績が良いです。

積立シミュレーション

ひふみ投信がローンチされた2008年10月末に10,000円ずつ積み立てたら、
評価額がどうなっているかをシミュレーション。

JPM ザ・ジャパンの毎月の投資額は9,896=10,000/(1+1.05%)で計算

※口数=投資金額÷基準価額で計算

ひふみ投信が新規設定以来の積立投資の差

投資開始年月 投資総額
評価額
差額
JPM ザ・ジャパン ひふみ投信 JPM-ひふみ
2008年10月
580,000
1,227,033
922,315
304,718

2008年10月からの差は580,000円の投資で304,718円となりました。

まとめ

  • 1.81%という実質信託報酬
  • 1.05%の申込手数料

という高コストにも関わらず、JPM ザ・ジャパンの方が投資成績が良いです。

驚きです(1回目)。

更に1999年のローンチ依頼、JPM ザ・ジャパンは13年間も運用しています。

驚きです(2回目)。

JPMザ・ジャパンは資金流入が加速し、信託金の上限である1000億円に達したことから、
2013年3月に新規募集を停止しました。
信託金の上限を2000億円と倍増して2013年4月から新規募集を再開したにも関わらず、
4月9日を持って新規募集を再停止しました。
再開されてから、10日もかからず再停止されました。

驚きです(3回目)。

しかし、過去の成績は未来の成績を保証をするわけではありません・・・

引き続きウォッチしていきます。