助産院の出産費用はいくら?細かい項目も公開@名古屋市

税(還付・控除)・助成・給付

助産院で出産をし、次男が産まれました

お産のほとんどは1950年ぐらいまで自宅で行われて、産婆さんが取り上げていました。

その割合(自宅またはその他の出産)はなんと95.4%にも上ります。

しかし、現在は約98%のお産が病院・診療所となっています。

※厚生労働省人口動態調査より

そんな中、我が家では妻の希望で助産院で出産をしました。備忘録もかねて助産院での出産の費用を記事にアップします。

助産所出産の事前情報

出産日時

平日深夜

お産の取り上げ

助産師さん2名

入院日数

6日間

入院者

妻と新生児のみ

食事

朝昼晩3食つき

助産院出産時の費用

項目 金額
分娩介助代 240,000
母子入院費(15,000円×6日) 90,000
母子処置費(15,000円×6日) 90,000
お産パット&分娩キット代 15,000
文書代 5,000
胎盤及び汚物処理代 1,500
K2シロップ 500
先天性代謝異常検査 3,500
産科医療保障制度 16,000
値引き △21,500
合計 440,000

出産育児一時金は利用できます

出産育児一時金は出産1人につき42万円の一時金が支給されます。

支給条件として

  • 国民健康保険、健康保険に加入している
  • 妊娠85日以上(妊娠4ヶ月以上)で出産している

となっています。

助産院出産でも条件に当てはまっているため、出産育児一時金を利用することができます。

差額の支払い

我が家の場合は

20,000円=440,000円(分娩費用)-42万円(出産育児一時金)

となりました。

「直接支払制度」を利用したため、分娩費用が差し引き20,000円のお支払いとなりました。

最後に

長女、次女は病院出産だったため、分娩費用・入院費用で42万円以上かかりました。

長男は自宅出産だったため42万円未満でした。

今回、次男を助産院で出産した費用は440,000円でした。助産院での出産は病院と比べると出産費用は少なくなります。

さらに次男を取り上げた助産師さんが、24時間体制でケアをしてくれます。何か困ったことがあればすぐに駆け付けてくれます。

大学病院や総合病院では、曜日ごとの医師の固定や転勤なども考えられますが、助産院ではこのような問題はありません。

しかし、メリットだけではありません。助産院の出産は病院のような緊急時に対応できる医療機器がないので、母子に最悪の事態が起こる可能性も0ではありません。

我が家では妊娠中の経過に異常が無い、素晴らしい助産師さんに出会えた、など様々な条件が合致したため、妻の希望で助産院で出産という選択をしました。