JICA SDGs債(第65回国際協力機構債券) 利率年0.194% 期間10年 申込2022/1/24-2/4

円建て社債

独立行政法人国際協力機構が、 JICA SDGs債(第65回国際協力機構債券)を発行します。

JICA SDGs債(第65回国際協力機構債券) の概要

申込期間

2022年1月24日(月)~2022年2月4日(金)

利率

年0.194%

仮条件(利率):年0.100%~0.300% ※税引前

中央値:年0.200%

発行価格

額面100円につき金100円

申込単位

1万円以上、1万円単位

払込期日

 2022/2/7

利払日

毎年2月20日および8月20日/年2回

償還日

2032年2月6日(金)/約10年

格付け

AA+(R&I)

発行額

30億円

情報ソース:個人向け「JICA SDGs債」(第65回国際協力機構債券)の仮条件を決定:1月11日に予約受付開始 | 2021年度 | ニュースリリース | ニュース – JICA

販売金融機関

一般担保付とは

担保付社債の一つで、発行会社の全財産によって他の債権者よりも優先して弁済を受けられる権利がついた社債のこと。

特別法に基づいて発行され、

  • 財投機関債
  • 電気事業法による電力債
  • 放送法による放送債券
  • 東京地下鉄株式会社法(旧帝都高速度交通営団法)による東京交通債券
  • 日本電信電話株式会社法によるNTT債
  • 日本たばこ産業株式会社法によるJT債

などがある。

国際協力機構について

 
独立行政法人国際協力機構は

  1. 技術協力
  2. 有償資金協力(円借款)
  3. 無償資金協力

の援助手法を一元的に担う、総合的な政府開発援助(ODA)の実施機関です。

リスク

社債の信用リスクと利回りの得失を個人投資家が判断するには格付け会社による各社の格付け、さらに日本証券業協会のホームページの格付けマトリックス表などを見て、利回りの見当をつけることは出来るかもしれません。

しかし、格付けに頼るのは危ういです。なぜなら

発行体から格付け手数料をもらう格付け会社のビジネスモデルに問題があることは、サブプライム問題で嫌というほど明らかになったが、この点は根本的に改善されていない。また、実績から見て、格付けの悪化は、発行体の状況悪化が公知のものとなって、債券の利回りが上昇した後で行われることが多い。これでは格付け会社ではなく、「後付け会社」とでも呼びたくなる。

個人向け社債ブームにあえて水を差す|山崎元のマネー経済の歩き方より

最後に

あまり魅力的な利率ではありません。

独立行政法人国際協力機構が約10年以内に倒産するかどうか、私にはわかりません。

投資判断は自己責任でお願い致します。