ネットであまりみかけない じぶんの積立 メリット・デメリットまとめ
じぶんの積立は明治安田生命が販売する「かんたん保険シリーズ」のひとつです。
主な特徴は
- 解約時の返礼率はいつでも100%以上
- 満期保険金が受け取れる
- 保険料の払い込みは5年間で終了(保険期間は10年)
となっています。
山崎元氏も紹介しているめちゃくちゃ「お得」でお勧めの保険です。
今回は、あまりネットでみかけない、メリット・デメリットまとめを紹介します。
メリット ずっと一般生命保険料控除が利用できる
じぶんの積立は1口5,000円から積立が出来て、
- 支払期間:5年
- 保険期間:10年
- 満期時:103.0%の満期保険金
となっています。
じぶんの積立の最大のメリットは一般生命保険料控除が利用できる点ですが、5年間の支払い後は満期まで一般生命保険料控除が利用できないと考えてしまいます。
しかし、じぶんの積立は「被保険者ひとりにつき4口(20,000円)まで申し込み」が出来ます。
下表のように5年ごとに、1口ずつ積立設定ができます。
経過年数 | 1口目 | 2口目 |
---|---|---|
1年 | 月5,000円(年60,000円)の 一般生命保険料控除 |
|
2年 | ↓ | |
3年 | ↓ | |
4年 | ↓ | |
5年 | ↓保険料払い込み終了 | |
6年 | 月5,000円(年60,000円)の 一般生命保険料控除 |
|
7年 | ↓ | |
8年 | ↓ | |
9年 | ↓ | |
10年 | 満期保険金受け取り | ↓保険料払い込み終了 |
11年 | 月5,000円(年60,000円)の 一般生命保険料控除 |
|
12年 | ↓ | |
13年 | ↓ | |
14年 | ↓ | |
15年 | ↓保険料払い込み終了 | |
16年 | 月5,000円(年60,000円)の 一般生命保険料控除 |
つまり「じぶんの積立」という商品がなくならない限り、一般生命保険料控除が利用できます。
<生命保険料控除について更に詳しい記事はコチラ>その契約ちょっと待った!生命保険料控除は節税効率で年間保険料を決める
デメリット
解除、失効、復活
保険料の払い込みがない場合、
- 第1回目保険料が猶予期間内に払い込まれない場合、契約解除となります。
- 第2回以後の保険料が猶予期間内に払い込まれない場合、契約が失効(契約の効力が失われる)します。
ただし契約の失効後3ヶ月以内であれば、復活を申し込むことができます。
契約を解約(解除を含む)または、失効して復活していない場合、同一の契約者は、解約または失効から3年間は、あらためて保険に加入できません。
解約、減額を前提とした契約
解約・減額をすると、新たな契約では現在の契約と比べて、保険料計算に用いる予定利率が引き下げられる場合があります。
予定利率が引き下げられた場合、現在の契約によっては保険料が引き上げられる場合があります。
満期保険金の請求
- 満期日の2か月前に明治安田生命から手続きの方法についての資料が郵送されます
- 所定の請求書類に必要事項を記入し、明治安田生命に必要書類を提出する
- 請求書類に不足がない場合は、満期日に指定受け取り口座へ満期保険金が振り込まれます
その他
保険料の引き落とし日
毎月27日(休業日の場合は翌営業日)
残高不足
引き落としできなかった場合は、翌月に2か月分の保険料が引き落とされます。
2ヶ月連続で引き落としできなかった場合は、猶予期間に最寄りの明治安田生命の店頭に保険料を支払う。
契約日
営業員との面談時に、契約申し込みをした翌月1日が契約日となります。
一般生命保険料控除を最大限に利用したい場合は、12月に契約を申し込みましょう。
最後に
じぶんの積立は
- いつ解約しても元本割れしない
- 比較的低リスク
- 確実な節税
といった、メリットがあります。
4口(月20,000円)までなら、一般生命保険料控除をずっと利用できます。ただし引き落とし日に保険料が払えないと、契約解除、失効等になります。
節税メリット、資金管理を十分に考慮して、契約しましょう。
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