eMaxis Slimシリーズ(TOPIX、日経平均、先進国債券、8資産均等)信託報酬引き下げ 2019.5.14から
eMaxis Slimシリーズを展開する三菱UFJ国際投信が、
4本の信託報酬を引き下げる発表をしました。
2019年5月14日からの変更となります。
eMaxis Slimシリーズは運用コスト見直しに係る『他社類似ファンド』の範囲 を、『個人型確定拠出年金(iDeCo)にて採用されているファンド』にまで拡大します。
この結果、『他社類似ファンド』の定義は、『公募投資信託(ETF および企業型確定拠出年金のみで取扱いのファンドを除く)』となります。
目次
引き下げ後の信託報酬
ファンド名 | 変更前 | 変更後 | 変動幅 |
---|---|---|---|
eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX) | 年0.155% | 年0.140% | -0.015 |
eMaxis Slim国内株式(日経平均) | 年0.155% | 年0.140% | -0.015 |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 年0.170% | 年0.140% | -0.03 |
eMaxis Slimバランス(8資産均等型) | 年0.159% | 年0.140% | -0.019 |
※税別、以下注記ない限り税別
情報ソース
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施[PDF]
国内株式(TOPIX連動) 低コストインデックスファンド信託報酬比較
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX) | 年0.140% |
Smart-i TOPIXインデックス | 年0.155% |
iFree TOPIXインデックス | 年0.159% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 年0.159% |
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS | 年0.160% |
i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード) | 年0.17% |
たわらノーロード TOPIX | 年0.17% |
国内株式(日経225連動) 低コストインデックスファンド信託報酬比較
ファンド名 | 信託報酬(税抜) |
---|---|
eMaxis Slim国内株式(日経平均) | 年0.140% |
iFree 日経225インデックス | 年0.159% |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ日経平均 インデックスファンド | 年0.159% |
i-SMT 日経225インデックス(ノーロード) | 年0.17% |
たわらノーロード 日経225 | 年0.17% |
先進国債券 低コストインデックスファンド信託報酬比較
ファンド名 | 信託報酬(税抜) |
---|---|
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 年0.140% |
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし) | 年0.17% |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国債券インデックスファンド | 年0.17% |
iFree 外国債券インデックス | 年0.18% |
8資産バランス 低コストインデックスファンド信託報酬比較
ファンド名 | 信託報酬(税抜) |
---|---|
eMaxis Slim バランス(8資産均等型) | 年0.140% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型) | 年0.159% |
iFree 8資産バランス | 年0.22% |
たわらノーロード バランス(8資産均等型) | 年0.22% |
eMAXIS Slimシリーズ
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX) | 年0.140% |
eMaxis Slim国内株式(日経平均) | 年0.140% |
eMaxis Slim先進国株式インデックス | 年0.1090% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 年0.160% |
eMaxis Slim新興国株式インデックス | 年0.189% |
eMaxis Slim国内債券インデックス | 年0.120% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 年0.140% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 年0.142% |
eMaxis Slim全世界株式(除く日本) | 年0.142% |
eMaxis Slim全世界株式(3地域均等型) | 年0.142% |
eMaxis Slimバランス(8資産均等型) | 年0.140% |
最後に
これまでは一般発売されているファンドに追随して信託報酬を引き下げていたeMaxis Slimシリーズ。
その矛先はいよいよ個人型確定拠出年金(iDeCo)にて採用されているファンドまでがターゲットになりました。
eMaxis Slimシリーズを購入していれば自動的に最低水準コストとなる。という信頼感がさらに増しました。
投資家としては非常にうれしいニュースですが、コストが低いからと言ってすぐに乗り換えた場合、状況によってはコスト差の恩恵以上に売却益にかかる税金が支払うこともあります。
運用報告書で実質コストを確認してからでも、長い運用期間を考えると遅くはないかもしれません。
投資は自己責任でお願いします。
信託報酬引き下げの応酬に終止符を打つのはどの低コストインデックスファンドなのか。新しい情報が入り次第ブログでお伝えします。
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