他行宛振込手数料無料の銀行が楽天銀行を対象外にする理由
他行宛振込手数料無料の銀行で楽天銀行を対象外にしているのは
現在のところ
金融機関 | 振込手数料 無料回数 | 楽天銀行宛 |
住信SBIネット銀行 | 月3回 | 無料対象へ(2014年4月) |
ソニー銀行 | 月1回 | 無料対象へ(2014年4月) |
新銀行東京 | 月5回 | 無料対象外 |
大和ネクスト銀行 |
無制限無料
月3回 |
|
オリックス銀行 | 月2回 | 有料 |
野村信託銀行 | 月30回 | 月2回まで |
三菱UFJ信託銀行 | 条件付き 月20回 |
月2回まで |
SBJ銀行 | 月3回 | 無料対象 |
となっています。
理由
楽天銀行が他行から振込みがあると振込まれた人に報酬を支払う「ゴールドラッシュプログラム」と言う制度があるからです。
2013.1.1 追記
楽天銀行ゴールドラッシュプログラムは2012年12月をもって終了しました。
支払い手数料
銀行間の取引は全国銀行協会の全国銀行データ通信システム(全銀システム)を介して行われるので、全銀システムの利用料として全国銀行協会に支払われています。
更に、受取側の銀行の事務処理コストもかかるので、他行に振り込む場合に支払われる振込み手数料の一部は全銀システムを通じて、受取銀行にも支払われるのです。
「ゴールドラッシュプログラム」とは楽天銀行口座へ他の金融機関から振込があった場合、振込件数に応じて現金をプレゼントするプログラムであり、支払われる振込み手数料の一部をユーザーにバックします。
現金プレゼントの為に自分の楽天銀行口座へ何回も振り込んだ場合、振込む側の銀行は振込の度に費用を負担しているからです。
そういった本来の振込み無料サービスの悪用を防ぐ為に、楽天銀行への振込無料を除外しています。
その影響から2012年12月をもって楽天銀行のゴールドラッシュプログラムが終了します。
楽天銀行 ゴールドラッシュプログラム 2012年12月終了
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません