やってはいけない節約
やってはいけない節約
生命保険、住宅ローン、投資などの陥りやすい落とし穴って?
一口に節約といっても、『やっていい節約』と『やってはいけない節約』が存在します。
短期的ではなく長期的な視野で節約する事が重要です。
では、「やってはいけない節約」とは?
安易な見直しが危険なのは、住宅ローンです。
借り換えをする際には、登記費用などの諸経費負担が50万~100万円程度かかります。
都市銀行の場合、毎月のローンを3カ月滞納したら、ローンの一括返済を求めてきます。
そこで返済できないと、持ち家は競売にかけられ、住む場所さえ失ってしまいます。
また、繰上げ返済にも注意が必要です。
繰上げをしすぎて病気や事故、リストラなど万一の時にキャッシュがなく
生活が破たんする可能性があります。
5年ぐらいの短いタームで安易に生命保険を見直すことも同様です。
もし保険の見直しを考えるならば、なるべく旧契約を生かしつつ、足りない部分を
新契約で補うのがよいでしょう。
※記事より引用
生命保険文化センターの「平成21年度 生命保険に関する全国実態調査」によれば、
2人以上の一般世帯の約9割が何らかの生命保険に加入しており、一世帯あたり
毎年約45万円の保険料を支払っているそう。
これは、30年間で約1350万円、50年間で約2250万円になります。
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満期に達していない保険の解約時には、「解約控除」というペナルティを差し引かれます。
「解約控除」というのは、保険料の積み立てから一定の割合で保険会社の利益分が
差し引かれていくことです。
一般的には、契約した直後が最も解約控除の額が大きく、徐々にその額が小さくなるように
設計されています。
保険の支払いというものは長期に渡る事が多く、人生の中で住宅の次に
高い買い物と言われています。
保険の支払い金額と保障内容がライフスタイルに合っているかを検討する事は
とても大切です。
しかし、1年2年で乗り換えるのではなく、ライフステージの変化を見据えた
保険の契約をすることが望ましいです。
なんでもかんでも節約ではなく
- 長く続けられる
- 効果が高いものを優先して取り組む
- いつまでにいくら貯めるという目標を年単位で立てる
ことが肝要です。
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