アセットアロケーションと振り返り 2022年9月末

アセットアロケーション

9月末アセットアロケーション9月末


毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。

2022年9月末のアセットアロケーション

アセットアロケーション

先月のふりかえり

株式

9月の主要国の株式市場は、世界の中央銀行が相次いで利上げを行い、景気後退懸念が一段と強まったことを嫌気して、全面安となりました。

米国株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを決定し、パウエル議長が長期的なタカ派姿勢の継続を示したことを受けて、大幅に下落しました。

欧州の株式市場は、欧州中央銀行(ECB)による大幅な利上げや景気悪化の観測が高まったことから、下落しました。

日本の株式市場も、欧米市場の下落や投資家のリスク許容度が低下したことを受けて下落しました。

中国株式市場は、不動産市場の低迷やゼロコロナ政策の継続から景気悪化懸念が強まり、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに下落しました。

債券

米国の10年国債利回り(長期金利)は、FRBがFOMCで0.75%の利上げを行い、参加者の政策金利見通しが金融引き締めの長期化を示したことから、大きく上昇しました。

ドイツの長期金利は、インフレ率の上昇を受けてECBが理事会で0.75%の利上げを実施したことや、英国の財政悪化懸念から英国債が急落したことを受けて、大きく上昇しました。

日本の長期金利も、欧米の長期金利上昇を受けてやや上昇しました。

8月と比べて、国内株式、先進国株式、新興国株式すべてが下落しました。

一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。

主な投資ファンド

現在の主なポートフォリオは以下の通りです。

国内株式 目標:20%

国内債券 目標:40%

先進国株式 目標:20%

新興国株式 目標:20%

ドルコスト平均法はやっていません

先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。

ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意

生活防衛資金

生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。

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外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。

資産運用のモットーである「運・鈍・根」とは

資産形成にとって最も重要なこと

アセットアロケーションとは資産配分という意味です。

リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。

このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。

しかし、私はそう考えません。

あえて言おう! 資産形成においてアセットアロケーションは超重要ではないことを