アセットアロケーションと振り返り 2021年9月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2021年9月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
9月の主要国の株式市場は、高安まちまちとなりました。
米国では、連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の量的金融緩和の縮小(テーパリング)開始が示唆されたことや、中国の不動産大手のデフォルト懸念への警戒感が重しとなり、軟調な展開となりました。
欧州では、米株市場の下落や中国経済の減速懸念を受けて、下落しました。
一方、日本では、菅首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことや新型コロナウイルスの感染者が急減したことを背景に大幅に上昇しました。
中国では、中国の不動産大手のデフォルト懸念が意識されるなか、上海総合指数はほぼ横ばい、香港ハンセン指数は大きく下落しました。
債券
主要国の10年国債利回り(長期金利)は上昇しました。
米国では、9月のFOMCにおいて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ11月会合でテーパリング開始を決定することを示唆し、ドットチャートの政策金利見通しもタカ派的な内容であったことから、長期金利が大きく上昇しました。
欧州では、欧州中央銀行(ECB)が9月の理事会で債券購入ペースの縮小を決定したことや、ユーロ圏の消費者物価が上昇したことから、長期金利が大きく上昇しました。
日本でも、欧米の長期金利上昇を受けて、長期金利が上昇しました。
8月と比べて、国内株式は上昇しましたが、先進国株式、新興国株式は下落しました。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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