アセットアロケーション 2020年5月末
毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。
2020年5月末のアセットアロケーション
先月のふりかえり
株式
5月は主要先進国が経済再開に動き出し、経済回復への期待から株式市場は先進国市場を中心に底堅い展開となりました。
一方、新興国では新型コロナ感染拡大が続いており、インド株式市場が下落するなど新型コロナへの警戒感が続いています。
また、月後半に中国全人代で香港の統制を強化する国家安全法制が発表されたことから香港市場が急落し、米中対立の深刻化が相場の重石となりました。
米国の株式市場では、経済正常化への期待や強力な財政・金融政策を背景に堅調に推移しました。
欧州の株式市場も、欧州域内では相対的に新型コロナの被害が少なく経済再開が進むドイツが6%超の上昇となりました。
日本の株式市場は、下旬に緊急事態宣言が解除されたことを好感し、日経平均株価は22,000円に向けて上昇しました。
債券
主要先進国の国債利回りは、欧米を中心とした経済再開の動きを背景にやや上昇しました。
新型コロナ感染拡大を受けて各国中央銀行が強力な資金供給を実施したことなどから、利回りの上昇は抑制されたものとなっています。
一方、国債と社債の利回り格差は縮小しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)の社債ETFの購入開始などが背景です。
4月と比べて、すべての株式が上昇しました。
新型コロナウイルスの影響が、今後いつどのようにあらわれるか分かりません。
一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。
主な投資ファンド
現在の主なポートフォリオは以下の通りです。
国内株式 目標:20%
- TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
- MAXIS トピックス上場投信 (1348)
- 日本株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- eMaxis Slim国内株式インデックス(TOPIX)
国内債券 目標:40%
先進国株式 目標:20%
- eMAXIS先進国株式インデックス
- 外国株式インデックスe
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMaxis Slim先進国株式インデックス
新興国株式 目標:20%
- eMAXIS新興国株式インデックス
- eMaxis Slim新興国株式インデックス
投資先の思案
eMaxis Slim全世界株式(3地域均等型)1本にするかどうか思案中です。
第1回運用報告書後の実質コストを確認し、低コストであれば投資先を変更します。
ドルコスト平均法はやっていません
先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。
ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意
生活防衛資金
生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。
生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
外国債券
山崎元氏の考え方
- 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
- 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
- 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
- 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない
を取り入れ投資していません。
アセットアロケーションの考え方
厳密な有効フロンティアを追い求めていません。
リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。
将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。
ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)
リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。
資産形成にとって最も重要なこと
アセットアロケーションとは資産配分という意味です。
リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。
このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。
しかし、私はそう考えません。
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