アセットアロケーション 2020年4月末

アセットアロケーション

4月末アセットアロケーション

毎度おなじみのアセットアロケーションですが、備忘録のために記録をつけています。

2020年4月末のアセットアロケーション

アセットアロケーション

先月のふりかえり

株式

世界の株式市場は新型コロナ感染拡大による急落から反発しました。

月後半、原油先物価格の急落を受けて株式市場も下落する場面もありましたが、米欧での感染拡大がピークを越えたとの見方から経済再開への動きや期待感が広がったことや、各国の積極的な財政金融政策を好感し株式市場は上昇しました。

米国の株式市場では、トランプ大統領が経済再開の指針を発表したことや、新型コロナ治療薬への期待などを背景にNYダウ工業株30種平均が10%を超える上昇となりました。

欧州の株式市場も、イタリアやスペイン、フランスなどで感染拡大が落ち着き、各国でロックダウン解除に向けた報道が相次いだことから総じて上昇しました。

日本の株式市場は、海外市場の上昇に支えられましたが、国内での感染拡大がまだ続いていることなどから米欧に比べ小幅な上昇となりました。

債券

米国や欧州では、中央銀行の国債買い入れ、景気低迷や原油価格の下落による金利低下圧力から利回りが低下しました。

3月に大きく売られた社債は持ち直し、国債と社債の利回り格差は縮小しました。

米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による社債市場への資金供給策が好感されました。

日本では下旬に日銀が資産買い入れ額を増額するとの観測が高まり、利回りが低下しました。

3月と比べて、すべての株式が上昇しました。

新型コロナウイルスの影響が、今後いつどのようにあらわれるか分かりません。

一喜一憂せずにコツコツと積み立てていきます。

主な投資ファンド

現在の主なポートフォリオは以下の通りです。

国内株式 目標:20%

国内債券 目標:40%

先進国株式 目標:20%

新興国株式 目標:20%

投資先の思案

eMaxis Slim全世界株式(3地域均等型)1本にするかどうか思案中です。

第1回運用報告書後の実質コストを確認し、低コストであれば投資先を変更します。

ドルコスト平均法はやっていません

先取り貯蓄が性に合わないので、収入から支出を引いた全額を投資しています。

ドル・コスト平均法やってません その理由は・・・バイアスかかっているので閲覧注意

生活防衛資金

生活費の2年分以上を楽天銀行のマネーブリッジで確保しています。

生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更

外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に 現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように国内債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので 資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。 というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるようリバランスをし、今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。

資産運用のモットーである「運・鈍・根」とは

資産形成にとって最も重要なこと

アセットアロケーションとは資産配分という意味です。

リスクを低減しながら効率的な運用を行うために、複数の異なる資産に配分して運用することを指します。

このアセットアロケーションという考え方は長期投資において極めて重要な要素と言われています。

しかし、私はそう考えません。

あえて言おう! 資産形成においてアセットアロケーションは超重要ではないことを