「選ばない投資」をしよう! そして、選別にかけなくて済んだ時間を有意義に
バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社 代表取締役 加藤 隆 氏のコラムです。
投資にはさまざまな「選ぶ」がつきものです。
銘柄を選ぶ、売買タイミングを選ぶ、あるいはポートフォリオに組み入れる資産クラスを選ぶ・・・・・・。
でも、この「選ぶ」が、投資へのハードルを高くしているのも事実。
投資は選んではいけない
加藤氏がおススメしている投資の仕方は、「長期」、「分散」、「低コスト」
今やインデックス投資家の愛言葉になっています。
なぜなら、
市場では、専門知識に長けた優れた人たちが、誰よりも、少しでも高いリターンを上げようとして日々、厳しい競争を繰り広げています。
競争に勝ち抜くため、彼らは極めて鮮度の高い情報を日々集め、高度な投資判断を下しています。
銘柄や市場、あるいは資産クラスを選び、より高いリターンを上げるためには、彼らと対峙し、出し抜けるだけのスキルが必要になります。
よって、
- 投資対象(個別銘柄、市場、資産クラス)
- 売買タイミング
を自らの判断で選択しても「投資成果は上がらない」と今まで多くの研究者が
回答しているからです。
「選ばない投資」とは
投資対象を選ばない | → | すべてのもに投資した方がよい |
分散投資 | → | 投資信託を利用した方がよい |
インデックスに負けたアクティブファンドは全体の77% | → | インデックス運用が良い |
アクティブファンドのコストは割高 | → | インデックス運用が良い |
コスト、運用資産の差によってリターンが生じる | → | インデックスファンド同士でも比較 |
新興国への投資 | → | インデックス運用が良い |
まとめ
投資選別にかけなくて済んだ時間を、自分の趣味、スキルの向上などに充て
収入を増やし、支出を減らした方がはるかに豊かな人生を送れるのではないでしょうか。
参考コラム:
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