バンガードETF(VGK、VPL)に小型株が加わり、分散効果がさらに拡大

ETF

バンガード

バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)とバンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)が、FTSEの新ベンチマークに移行すると発表しました。この2本のETFは、従来の大・中型株で構成されたインデックスから、大・中株に小型株も加わるFTSEオールキャップ・インデックスに移行します。

小型株の組み入れを開始する銘柄

  • バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)
  • バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)

バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)とバンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)が新ベンチマークに移行より

バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)

  • 旧ベンチマーク名称

FTSEディベロップド・ヨーロッパ・インデックス

  • 新ベンチマーク名称

FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックス

  • 追加銘柄数

小型株:717銘柄(インデックスの9.7%)

バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)

  • 旧ベンチマーク名称

FTSEディベロップド・アジア・パシフィック・インデックス

  • 新ベンチマーク名称

FTSEアジアパシフィック先進国オールキャップ・インデックス

  • 追加銘柄数

小型株:1,329銘柄(インデックスの9.9%)

経費率は?

今回のベンチマーク移行による経費率の変更はございません。

最後に

バンガードは2015年6月に4本のETFに小型株を組み入れを発表しました。

小型株の追加により、各ETFはその市場の時価総額加重平均により近づき、かつ幅広い分散効果が期待できます。

今後も現在の低コスト、顧客第一の姿勢を貫いてほしいです。