VTの経費率が0.14%! バンガードETF(VT、VEU、VSS)の経費率改定 

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バンガード

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人気の高い【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFを含む下記のバンガードの米国籍ETF(計3本)の経費率が改定されました。

経費率が改定されたVTなどのバンガードETF

ティッカー
シンボル
名称 直近
経費率
改定前
経費率
VEU バンガード®・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF 0.13% 0.14%
VSS バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF 0.17% 0.19%
VT バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 0.14% 0.17%

バンガード-長期・分散・低コスト- 2016年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせより

 

今回の改定

今回の経費率の改定は、

  • バンガードのスケールメリットを活用してファンド運用のコストを低減
  • 投資家の利益を優先

というバンガードの継続的な取り組みの一環として実施されたものです。

 

バンガードのファンド/ETFの運用コスト

変動します。

運用残高が増えれば経費率が低下し、残高が減少した場合は経費率が上昇する可能性があります。

経費率とは、ファンドの平均資産残高に対する、運用その他の経費の比率(%)です。

経費率は原則として毎年決算日に見直され、変動します。

ファンドの現在の経費率は、目論見書に記載されている数値よりも低い、または高い可能性があります。

最後に

2015年12月にバンガード VT、VSSを含む28本のETFの経費率改定 され,つい先週もBNDX、VYM、VXUSおよびバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドの経費率改定されたことに続いてのニュースです。

注目は

  • VT・・・これ1本で世界の日本を含む先進国、新興国を含む世界約47カ国の大型、中型、小型株約8,000銘柄で構成される「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に連動する海外ETF。全世界の時価総額の98%をカバー。
  • VSS・・・米国以外の先進国、新興国の小型株に幅広く投資

です。

今回の経費率の改定はバンガードが投資家とwin-winの関係を築こうとしている現れです。

まさに低コストではなくアットコスト(適正なコスト)です。

私は分配金の再投資(再投資の効率性と信託報酬の差がどの程度、投資成績に影響するのか)がわからないので、まだ海外ETFには投資していません。

しかし、嬉しいニュースです。

国内のインデックスファンドでもこのような信託報酬の引き下げをしてもらいたいです。