【号外】VT・VWO・VSSなど バンガードETF™経費率改定のお知らせ 2017年2月

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バンガード

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下記のバンガードの米国籍ETFの経費率が2017年2月24日付けで改定されました。

経費率が改定されたバンガードETF

ティッカー シンボル 名称 直近 経費率
改定前 経費率
VEU バンガード®・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF 0.11% 0.13%
VGK バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 0.10% 0.12%
VPL バンガード・FTSE・パシフィックETF 0.10% 0.12%
VSS バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF 0.13% 0.17%
VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF 0.14% 0.15%
VT バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 0.11% 0.14%

情報ソース

号外:バンガード・米国籍ETF経費率改定のお知らせ (2017年2月24日付)

2017年に経費率が改定されたバンガードETF

2017年1月26日、27日、2月23日付け

ティッカー シンボル 名称 直近 経費率
改定前 経費率
BNDX バンガード®・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) 0.12% 0.15%
VWOB バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF 0.32% 0.34%
VYM バンガード・米国高配当株式ETF 0.08% 0.09%
VXUS バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF 0.11% 0.13%
VWINX バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド 0.22% 0.23%
VTIP バンガード・米国短期インフレ連動債ETF 0.07% 0.08%

今回の改定

今回の経費率の改定は、

  • バンガードのスケールメリットを活用してファンド運用のコストを低減
  • 投資家の利益を優先

というバンガードの継続的な取り組みの一環として実施されたものです。  

バンガードのファンド/ETFの運用コストは変動しますか?

経費率は原則として毎年決算日に見直され、変動します。

運用残高が増えれば経費率が低下し、残高が減少した場合は経費率が上昇する可能性があります。

経費率とは、ファンドの平均資産残高に対する、運用その他の経費の比率(%)です。

 ファンドの現在の経費率は、目論見書に記載されている数値よりも低い、または高い可能性があります。

最後に

  • VT( バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
  • VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)
  • VSS( バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF)

の経費率が改定されました。

VTはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとする、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国、全世界の大型・中型・小型株あわせて8,000銘柄に投資します。

全世界の投資可能な市場総額の98%以上をカバーするETFです。

そのVTの経費率が年0.11%と、ただただ驚くばかりです。

ただし経費率の改定=コストが下がる、ということではないので注意が必要です。

経費率はファンドへの資産流入が増え規模の経済が働くと引き下げられ、また逆の場合は上昇する可能性があります。

コストはファンドのリターンにとって確実なマイナスです。投資をする場合はリスク許容度および投資コストについても考えることが重要です。