GPIFが採用するESG指数!SMT ETF カーボン・エフィシェント日本株が2021.6.23上場
- SMT ETF カーボン・エフィシェント日本株
が東京証券取引所に上場します。 上場日は2021年6月23日です。
東証株価指数(TOPIX)に組み入れられている銘柄をユニバースとし、
- 環境情報の開示状況
- 炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準
に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する株価指数である「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数 」に連動する投資成果を目指すETF(上場投資信託)です。
SMT ETF カーボン・エフィシェント日本株の概要
銘柄コード、対象指数
銘柄コード | 対象指数 |
---|---|
2642 | S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数 |
略称
SMT 低炭素日本株
信託報酬
年0.115%(税別、以下注記ない限り税別)
信託期間
無期限
情報ソース:新規上場の承認(ETF):SMT ETF カーボン・エフィシェント日本株(三井住友トラスト・アセットマネジメント) | 日本取引所グループ
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数とは
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するESG指数の1つです。
国内でも認知度が高まりつつあります。
指数のコンセプト
本指数は、日本市場の動向を示す代表的な株価指数であるTOPIXをユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する指数です。
環境情報の開示を十分に行っている企業や炭素効率性の高い(売上高当たり炭素排出量が少ない)企業のウエイトを引き上げるなどのルールを採用することで、市場全体の環境に関する取り組み、情報開示を促し、株式市場の活性化を目指しています。
指数の概要
東証株価指数(TOPIX)に組み入れられている銘柄をユニバースとして、炭素効率性の高い(炭素排出量の少ない)企業のウェイトを高め、炭素効率性の低い(炭素排出量の多い)企業のウェイトを下げることにより、指数全体の炭素排出量の削減を目指す指数です。
東証株価指数(TOPIX)と同程度の産業グループ構成比率を維持することにより、東証株価指数(TOPIX)との乖離を抑制します。
2009年3月20日の時価総額を100ポイントとして、その後の時価総額を指数化したものです。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスおよび株式会社日本取引所グループが算出・公表しています。
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数をベンチマークとするETF
コード | 名称 | 信託報酬 |
---|---|---|
2642 | SMT ETF カーボン・エフィシェント日本株 | 年0.115% |
2567 | NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数 | 年0.120% |
2560 | MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信 | 年0.125% |
最後に
- SMT ETF カーボン・エフィシェント日本株
が東京証券取引所に上場します。
投資家の選択肢が増えることは嬉しいことです。
投資する場合は、資産形成の核ではなくサテライトとして利用したほうが良いでしょう。
投資は自己責任でお願いします。
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