SBI証券 2015年内に外国株式の特定口座対応(予定)

証券会社

SBI証券

2015年内(予定)を目処に9ヶ国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)の外国株式と海外ETFのすべてが特定口座内で取引できるようになります。

特定口座のメリット

譲渡損益や為替の計算作業などをすることなく、確定申告をすることができます。

また、所得税・住民税をSBI証券が投資家の方に代わって納付することで、確定申告を不要とすることも可能です。

外国株式における特定口座対応のお知らせ~主要ネット証券最多となる9ヶ国の外国株式が特定口座で取引可能に~より

既に梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)の水瀬ケンイチさんが紹介されています。
SBI証券、年内に外国株式の特定口座対応予定と発表 – 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

海外ETFが特定口座に対応している主要ネット証券

 

 

最後に

特定口座に対応したことにより、海外ETFと国内株式等と損益通算が行われ確定申告のめんどくささから解放されます。

ただ、確定申告を全くしなくてもいいワケではありません。

海外ETF(米国ETF)の分配金は現地と日本で二重課税されているので、この税金が一部戻ってくる場合がある「外国税額控除」という制度を利用するには確定申告をしなければなりません。
 
しかしながら、今回の特定口座対応は投資家が待ちに待った投資インフラです。
特にSBI証券は待ちわびていた方は多いのではないでしょうか。

海外ETFの特定口座対応という投資家の長年の望みが現実になって来ているので、今後は既に米国では開始されているDRIP(Dividend Re Investment Program)と呼ばれる配当金再投資制度の実現が待ち遠しいです。