Russell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックスは日本株式市場の新しいインデックスとなれるのか 2014年10月末
Russell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックスは日本株式市場の新しいインデックスとなれるのか。
- R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)
と
- TOPIX連動型上場投資信託(1306)
を比較。
商品概要
ファンド名 | TOPIX 連動型上場投資信託(1306) | |
運用方針 |
TOPIXに採用されているまたは採用が決定された銘柄の株式のみに投資を行い、信託財産中に占める個別銘柄の株数の比率を同指数における個別銘柄の時価総額構成比率から算出される株数の比率に維持することを目的とした運用を行い、同指数に連動する投資成果を目指す。 |
東京証券取引所上場ETF。「Russell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックス(配当除く)」に採用されている銘柄の株式および採用が決定された銘柄の株式のみに投資を行ない、当該指数に連動する投資成果を目指す。 「Russell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックス(配当除く)」は、日本国内の金融商品取引所に上場する全銘柄のうち、浮動株調整時価総額上位98%を母集団とし、各銘柄のファンダメンタル指標(調整済み売上高、調整済み営業キャッシュフロー、調整済み配当金)を用いて計算される指数ウェイトに基づいて算出されるRussell/Nomuraファンダメンタル・インデックスの構成銘柄から、流動性が著しく低い銘柄や指数ウェイトが極端に低い銘柄を除外して算出される、投資可能性を追求した指数である。 |
設定日 | 2001年07月11日 | 2014年03月19日 |
純資産額 | 19,103億円 | 68億円 |
信託報酬(税抜) | 0.11% | 0.30% |
※2014年10月末のデータ。各商品説明サイト、モーニングスターより
R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)について
- 動画情報
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- 組み入れ銘柄情報・・・TOPIX先物を含め、561銘柄に投資をしています。
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比較チャート(1年)
青:TOPIX 連動型上場投資信託(1306)
赤:R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)
リターン
リターン(%) | TOPIX 連動型上場投資信託 | R/Nファンダメンタル・インデックスETF |
1ヶ月 | +4.50 | +4.11 |
3ヶ月 | +5.79 | +4.89 |
6ヶ月 | +11.16 | +10.67 |
1年 | +13.14 | — |
2年 | +86.46 | — |
3年 | +84.76 | — |
5年 | +61.02 | — |
積立シミュレーション
R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)がローンチされた2014年3月末に10,000円ずつ積み立てたら、評価額がどうなっているかをシミュレーション。
※分配金は再投資していません。
分配金実績
TOPIX 連動型上場投資信託(1306)
|
R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)
|
|
2014年7月 |
20.6円
|
120円
|
2014年4月 |
—
|
143円
|
※TOPIX 連動型上場投資信託(1306)は1口に換算
R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)が新規設定以来の積立投資の差
投資開始年月 | 投資総額 |
評価額
|
差額
|
|
TOPIX 連動型上場投資信託(1306) | R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598) | 1306-1598 | ||
2014年3月
|
80,000
|
84,929
|
81,947
|
2,982
|
2014年3月から80,000円の投資でTOPIX 連動型上場投資信託(1306)の方が2,982円投資成績が良いという結果が出ました。
最後に
1年チャートを見ると、R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)の方がリターンが良さそうでしたが、日銀の追加金融緩和により株価が急騰。
積立投資のリバウンド効果によりTOPIX 連動型上場投資信託(1306)の方が良かったです。
R/Nファンダメンタル・インデックスETF(1598)は「配当除く」をベンチマークとしているので注意が必要ですが、面白い指数なので今後も引き続きウォッチしていきます。
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