ステート・ストリートの超低コストインデックスファンドが楽天証券の楽ラップで取り扱い

取り扱い開始

楽天証券

超低コストなステート・ストリートのインデックスファンドが楽天証券で取り扱われるようになります。

残念!特定口座やNISA口座では購入できません

2016年7月2日から始まるラップ口座サービス。

その名も「楽ラップ」です。

参照:楽ラップ:ロボ・アドバイザー | 楽天証券

ラップ口座とは

投資目的や投資経験を踏まえた上で、顧客に代わって資産運用と口座管理を行う、投資一任(自動運用)サービスです。

「楽ラップ」が投資対象とする投資信託

国内株式

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 0.180% 0.05%
たわらノーロード 日経225<ラップ向け> 0.175% 0.00%

先進国株式

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 0.210% 0.30%
たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> 0.205% 0.00%

先進国株式(為替ヘッジあり)

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.220% 0.30%

新興国株式

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 0.290% 0.25%
たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 0.350% 0.30%

国内債券

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.140% 0.05%
たわらノーロード 国内債券<ラップ向け> 0.135% 0.00%

先進国債券

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 0.190% 0.05%
たわらノーロード 先進国債券<ラップ向け> 0.175% 0.00%

先進国債券(為替ヘッジあり)

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート先進国債券
インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
0.200% 0.05%

新興国債券

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 0.620% 0.05%

国内リート

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 0.255% 0.00%

先進国リート

銘柄名 信託報酬
(税別)
信託財産
留保額
たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 0.300% 0.00%

「楽ラップ」の概要

サービス開始日

2016年7月2日

最低投資金額

10万円

自動運用の流れ

  1. 15個前後の質問に答える無料診断
  2. 診断結果をもとにロボ・アドバイザーが運用コースを提案
  3. 運用コースの選択
  4. 運用コースに納得すれば、投資一任契約を結んで自動運用開始

「楽ラップ」と他社の手数料を比較

ラップ口座は通常、投資顧問料や運用管理手数料などにかかる費用が高いです。

会社 手数料(税別) その他の費用
楽ラップ 最大年率0.916% 0.0~0.3%
大手対面証券 2.11%~2.70% 0.0~0.5%
独立系オンライン証券 0.88%+ETFにかかるコスト 不明
独立系投資顧問 0.93%+ETFにかかるコスト 不明

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問のMSV内外ETF資産配分ファンドよりは良心的なコストです。

また、手数料は

運営・管理費用が年0.65%(税別)

+

投資信託の信託報酬が年0.267%(税別)

とこれまでのラップ口座の中では費用が安いです。

最後に

 

楽天証券の楽ラップは低コストなファンドを取り扱っていますが、安易に投資一任契約を締結しないほうがよいでしょう。

ラップ口座は

  • 手数料(運用管理費用や成功報酬など)が高い
  • リターンは保証されていません
  • 勝手に売買される

などの特徴があります。

これを特定口座やNISA口座を利用し自分でインデックスファンドを購入すれば、

  • 口座管理費はゼロ
  • リターンは保証されていません
  • 勝手に売買されることはありません

となりトータルコストを抑える事ができます。

ステート・ストリートのインデックスファンドは魅力的なファンドなので特定口座やNISA口座で取り扱われることを願います。