投資信託保有時のポイント還元 主要ネット証券を比較 2016年

証券会社

SBI証券

楽天証券

マネックス証券

カブドットコム証券

主要ネット証券では保有している投資信託の残高に応じて、各種ポイントが付与されるサービスがあります。

最近の条件変化も併せてまとめてみました。

名称

証券会社 名称 内容
SBI証券 投信マイレージサービス 投資信託の月間平均保有額が1,000万円未満の場合:年率0.1%のSBIポイント

投資信託の月間平均保有額が1,000万円以上の場合:年率0.2%のSBIポイント

一部ファンド:年率0.05%のSBIポイント

楽天証券 ハッピープログラム 残高10万円ごとに楽天スーパーポイント 4ポイント
マネックス証券 マネックスポイント その月の平均残高の1/12×0.08%のマネックスポイント
カブドットコム証券 毎月ポイント 投資信託の月間平均保有額が3,000万円未満の場合:100万円毎に1ポイントを付与

投資信託の月間平均保有額が3,000万円以上の場合:100万円毎に2ポイントを付与

ポイント還元率(投資信託 保有額1,000万円未満)

証券会社 300万円未満 300万円以上 1,000万円未満
SBI証券
0.10%
0.10%
楽天証券
0.048%
0.048%
マネックス証券
0.08%
0.08%
カブドットコム証券
対象外
0.12%

ポイント還元率(投資信託 保有額1,000万円以上)

証券会社 1,000万円以上 3,000万円未満 3,000万円以上
SBI証券
0.20%
0.20%
楽天証券
0.048%
0.048%
マネックス証券
0.08%
0.08%
カブドットコム証券
0.12%
0.24%

ポイント付与条件

証券会社 名称
SBI証券 SBIポイント共有化の手続き」が必要
楽天証券 「マネーブリッジ」と「楽天銀行ハッピープログラム」の登録が必要
マネックス証券 なし
カブドットコム証券 なし

ポイント有効期限

証券会社 名称
SBI証券 2年間繰越し。4年目になると1年目のポイントは失効
楽天証券 最長2年(4月~翌年3月のポイントは翌々年3月まで有効)
マネックス証券 付与月から3年目の月末に失効
カブドットコム証券 付与された日の翌々年度末まで有効

付与ポイント

証券会社 名称
SBI証券 SBIポイント
楽天証券 楽天スーパーポイント
マネックス証券 マネックスポイント
カブドットコム証券 ポイント

SBI証券のポイントの使い道

ポイントサイト「SBIポイント」で、現金、他のポイント、様々な商品に交換

現金に交換

必要ポイント 特典
5,000ポイント
住信SBIネット銀行へ 現金5,000円*
10,000ポイント
住信SBIネット銀行へ 現金12,000円*
500ポイント
以上
住信SBIネット銀行へ 1ポイント=現金0.85円
1,000ポイント
以上
全国の金融機関(ゆうちょ銀行を除く) 1ポイント=現金0.8円

*SBIカード(MasterCard)所有者に限る

<更に詳しく> SBIカード大幅改悪! ボーナスポイントも案の定 トホホ・・・ しかし、SBI証券で投信マイレージ利用者は解約をちょっと待ったほうがいいかも

他のポイントに交換

必要ポイント 特典
500ポイント Tポイント 500ポイント
500ポイント PeXポイント 4,000ポイント
500ポイント ポイントオンのポン 600ポイント
500ポイント ネットプライスポイント 500ポイント
500ポイント nanacoポイント 500ポイント
500ポイント Suicaポイント 500ポイント
500ポイント JTBトラベルポイント 400ポイント
700ポイント ANA 200マイル
900ポイント JAL 300マイル

<SBIポイントをお得に交換> SBI証券の投信マイレージサービスでもらえるSBIポイントを現金よりもお得(交換レート100%)に交換する方法

楽天証券のポイントの使い道

1ポイント1円として、楽天のさまざまなサービスで利用可能

マネックス証券のポイントの使い道

さまざまな特典と交換

必要ポイント 特典
1ポイントから 日本赤十字社へ寄付 1ポイント=5円
10ポイント Suica 50ポイント
10ポイント Tポイント 50ポイント
10ポイント nanacoポイント 50ポイント
20ポイント WAONポイント 100ポイント
50ポイント 株式売買手数料 250円
50ポイント 《セゾン》永久不滅ポイント 50ポイント
200ポイント ANA 250マイル
200ポイント JAL 250マイル

カブドットコム証券のポイントの使い道

100ポイントで1万円の現金プレゼント

ポイント付与対象外 投資信託

SBI証券

  • MMF、中国F、MRF
  • 外貨建MMF
  • ETF、REIT
  • 外国籍投資信託
  • その他SBI証券が定めた銘柄

参照:「投信マイレージサービス」の対象外

また一部のファンドは年率0.05%のSBIポイントが付与されます。

<一部のファンドなど更に詳しい記事はコチラ>SBI証券 投信マイレージがリニューアル!原則すべての銘柄が投信マイレージの対象に 2/1より

楽天証券

公社債投信、MRF、MMF、外貨建てMMF、楽ラップ専用ファンドは対象外です。

参照:ハッピープログラム | 銀行連携 | 楽天証券

マネックス証券

・NISA口座、ジュニアNISA口座(未成年者口座)、投資一任口座で保有している場合
・ MRF、外貨建てMMF
・ ニッセイ日経225インデックスファンド
・ eMAXISシリーズ
・ <購入・換金手数料なし>シリーズ
・ 「たわらノーロード」シリーズ
・ 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)/50(標準型)/70(株式重点型)
・ 三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)
・ 三井住友・日本債券インデックス・ファンド
・ 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
・ 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
・ 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
・ 三井住友・DC日本リートインデックスファンド
・ 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
・ 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
・ 三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型)/50(標準型)/70(積極型)
・ SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型)
・ iFreeシリーズ

参照:マネックスポイント ポイントをためる/マネックス証券

カブドットコム証券

 

委託会社 ファンド名
朝日ライフ 朝日ライフ 日経平均ファンド
アセットマネジメントOne DLIBJ 公社債オープン(短期コース)
アセットマネジメントOne DLIBJ 公社債オープン(中期コース)
アセットマネジメントOne たわらノーロードシリーズ
アセットマネジメントOne MHAM株式インデックスファンド225
アセットマネジメントOne MHAM 株式オープン
アセットマネジメントOne MHAM 物価連動国債ファンド
SBI EXE-i グローバル中小型株式ファンド
SBI セレブライフ・ストーリー2025/2035/2045/2055
SBI EXE-i シリーズ
大和 ストックインデックスファンド225
大和 ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)
大和 iFreeシリーズ
大和住銀 ひとくふうファンドシリーズ
T&D 225インデックスファンド
日興 インデックスファンド225
日興 インデックスファンドTSP
日興 インデックスファンドJPX日経400
日興 ノーロード・ファンドシリーズ
ニッセイ <購入・換金手数料なし>シリーズ
ニッセイ ニッセイ TOPIXオープン
ニッセイ ニッセイ 日経225インデックスファンド
ニッセイ ニッセイ日本インカムオープン
ニッセイ ニッセイ日本インカムオープン(年1回決算型)
野村 野村インデックスファンドシリーズ 愛称:Funds-i(ファンズアイ)
ブラックロック i-mizuhoインデックスシリーズ
三井住友 日本債券インデックスファンド
三井住友 DC外国債券インデックスファンド
三井住友 DC全海外株式インデックスファンド
三井住友 DC新興国株式インデックスファンド
三井住友 三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)/30(債券重点型)/50(標準型)/70(株式重点型)
三井住友トラスト SMTインデックスシリーズ
三井住友トラスト 世界経済インデックスファンド(債券シフト型)
三井住友トラスト 外国株式インデックスe
三井住友トラスト 外国債券インデックスe
三井住友トラスト 日本株式インデックスe
三井住友トラスト 日本債券インデックスe
三菱UFJ国際 インデックスファンド225
三菱UFJ国際 インデックスファンド・シリーズ“eMAXIS(イーマクシス)・eMAXISプラス”
三菱UFJ国際 三菱UFJ 純金ファンド
三菱UFJ国際 マネーコース
三菱UFJ国際 システム・オープン
三菱UFJ国際 ジャパン・ソブリン・オープン
三菱UFJ国際 ジャパン・ソブリン・オープン(資産成長型)
三菱UFJ国際 三菱UFJ 日本国債ファンド
三菱UFJ国際 三菱UFJ国内債券インデックスファンド
明治安田 明治安田日本債券ファンド

参照:サービス概要(毎月ポイント) |投資信託|商品・サービス|株のことならネット証券会社【カブドットコム】

最後に

投信を保有して獲得できるポイントはあくまでオマケです。

信託報酬とポイントを同列に考えて合算する考え方もありますが、運用会社が信託約款で定めている信託報酬(変更時は金融庁への信託約款変更の届出が必要)と違います。

ポイントは販売会社がいつでも自由に上げ下げ(あるいは廃止)できるものです。

今後も継続するものとして計算していると、ある日突然 煮え湯を飲まされる可能性があるので注意が必要です。

しかしながら、もらえる物はもらいルールが変わるまで有効活用するのが賢明でしょう。