我が家の保険 貯蓄があれば生命保険も不要
我が家の保険 じぶん医療保険があれば医療保険不要の続きです。
生命保険はマイホームに次いで生涯に二番目に高い買い物といわれています。
人によっては生涯で払い込む保険料が1,000万円を超える方もいます。
さらに「生命保険は人生において必須の買い物」といった風潮があるように思います。
しかし私は生命保険に加入していません。
必要保障額は備えている
現在の金融資産をすべて現金化すれば必要な保障額は備えていると考えているため生命保険には加入していません。
また、必要な保障額の大部分を占めるのは日常の生活費です。
無駄な出費を省き家計を筋肉質にすれば、同じライフステージでも必要保障額を抑える事が出来ます。
一般的な必要保障額の算出式
必要保障額=支出(葬儀費用+教育費+生活費)-収入(貯蓄+妻の収入+遺族年金)
支出の内訳
・末子独立までの生活費=現在の日常生活費年額×70%×末子22歳までの年数
・末子独立後の配偶者の生活費=現在の日常生活費年額×50%×末子22歳時の配偶者の余命年数
・住居費=現在の住居費×配偶者の現在の余命年数
※持ち家で団体信用生命保険加入の住宅ローンがあれば、維持費のみの金額でよい
※賃貸であっても遺された家族の住まいの確保ができれば特に算入しなくてよい
・教育費=子が大学までに掛かる教育費の合計
・援助資金=子の結婚援助資金+子の住宅援助資金
・整理資金=葬儀費や法要等にかかる費用
収入の内訳
・公的年金=遺族年金の受取見込総額+配偶者の老齢年金の受取見込総額
・配偶者の収入=年収×退職予定年齢までの期間
・死亡退職金 ・現在の預貯金
簡易計算式
各金額を算出するのは骨が折れます。 そこで簡易計算式を利用するという手もあります。
- 扶養人数×1,000万円
- 給与の手取り年収×40%×子どもが独立までの年数(会社員の場合)
- 年収×3年+教育費
などがあります。
ちなみに私は綿密な計算の結果、生命保険に加入をしていません。
生命保険は不要 背中を押してくれたもの
勤務先の福利厚生制度には様々な遺族給付金がありました。
合算するとかなりまとまった額が遺族に給付されるとわかったので、生命保険に加入していません。
勤務先の「福利厚生制度」は健康保険組合のホームページを検索したり、総務部門などに聞いて確認出来ます。
最後に
通常、自立していない子どもがいる家庭の世帯主は自身の万が一に備えて、子どもが自立するまでの一定期間、掛け捨ての死亡保障の定期保険または収入保障保険に加入したほうがよいでしょう。
私は必要保障額を備えていると判断したので、その分は資産形成に充当しています。
「保険を掛けるのも”賭け”、掛けないのも”賭け”です」
投資と同じく保険も判断は自己責任でお願いいたします。
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