国内債券クラスの積み立て商品をDLIBJ公社債オープン(短期コース)から変更
国内債券クラスの積み立て商品を変更しました。
これまではDLIBJ公社債オープン(短期コース)を利用していました。
DLIBJ公社債オープン(短期コース)へ投資していた理由
DLIBJ公社債オープン(短期コース)は、私が保有する金融商品の中で唯一のアクティブファンドでした。
パッシブファンドとアクティブファンドはコスト差の分、アクティブファンドの方が不利であるというのは重々承知です。
しかし、国内債券クラスは個人向け変動国債10年を保有しており、個人向け変動国債10年は価格変動リスクがゼロであること。
加えてDLIBJ公社債オープン(短期コース)はプラスアルファの収益をとりに行きたいという欲と
- 長い運用期間
- ベンチマークによく使われるNOMURA-BPI総合よりもボラティリティが少なかった
- 多額の純資産
- ノーロード
- 信託報酬が安い
という理由で投資をしていました。
変更理由
日銀が1月29日の金融政策決定会合でマイナス金利政策の導入を決めました。
現在、長期国債(日本の新発10年国債利回り)の金利はマイナスです。
多くの国内債券ファンドは金利定価により基準価額が上昇しました。
しかし、国内のMMFが全て償還または償還予定になりました。
<更に詳しく>【まとめ】日銀のマイナス金利の影響!MMFはすべて償還または償還予定、中期国債ファンドなど全て新規購入申込停止に
日本国債を主要投資対象とするファンドでは、組み入れた国債が償還を迎えたり、投資家からの新たな資金の流入があると、市場から国債を購入しファンドに組み入れます。
しかし、日本国債は満期10年程度までの日本国債はマイナス金利のため、運用難に直面しています。
日本国債を組入れているDLIBJ公社債オープン(短期コース)が繰上償還される可能性はゼロではありません。
変更先
楽天銀行 マネーブリッジ
にしました。
適用金利は年0.10%です。
国内債券ファンドではなく、ネットバンクの普通預金です。
注意点
楽天銀行 マネーブリッジは楽天銀行の口座だけでなく、楽天証券の口座開設も必要です。
キャッシュとの違い
ポートフォリオに銀行の普通預金を組入れた場合、アセットアロケーションではキャッシュに分類されることのほうが多いでしょう。
キャッシュは暴落相場で株式クラスを買い増すためである意味合いが多いですが、私はリスク資産のアセットアロケーションを考えたときに、リスクを抑える役割を期待しているため、国内債券に分類しました。
生活防衛資金との区分け
生活防衛資金も楽天銀行 マネーブリッジです。
<更に詳しく>生活防衛資金の預け先をオリックス銀行: eダイレクト2週間定期預金から変更
マネーブリッジは目的別に銀行口座を増やすことができないのでエクセル上で区別をします。
最後に
DLIBJ公社債オープン(短期コース)は売却しました。
売却分は個人向け国債キャンペーンを利用して個人向け国債変動10年を購入しました。
2016年6月からの国内債券は楽天銀行のマネーブリッジを積み立てます。ある程度の金額を積み立てたら、個人向け国債キャンペーンを利用して個人向け国債変動10年を購入します。
楽天銀行のマネーブリッジの適用金利が年0.05%未満になったら、個人向け国債変動10年を積み立て商品に変更を検討します。
<楽天銀行について更に詳しく>徹底解説! 楽天銀行
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