国内債券、ゆっくり堅実 金利急低下の反動に注意
nikkei online
国内債券、ゆっくり堅実 金利急低下の反動に注意
国内外の株式や債券の中で、国内債券はバブル崩壊後の日本で
期待リターンは低いですが、最も安定した投資収益をもたらしてきました。
※記事より引用 |
リスクが少なく安定的な収益が見込める 国内債券に投資する商品は
主に下記商品があります。
投資先 | 主な商品名 | 1年利回り |
普通預金 | SBIハイブリッド預金、楽天マネーブリッジ | 0.12% |
定期預金 | 大和ネクスト銀行 円定期預金 | 0.30% |
MRF | 大和MRF | 0.071% |
MMF | ダイワMMF | 0.096% |
国内債券パッシブファンド | 日本債券インデックスe | 2.71% |
国内債券アクティブファンド | DLIBJ 公社債オープン(短期コース) | 0.86% |
復興国債 | 個人向け復興国債変動10年 | 0.64% |
※2012年6月現在
国内債券パッシブファンドの利回り(リターン)に目が向きがちですが、
投資信託は基準価額が日々変動し、市況によっては損益マイナスの期間が
長くなる可能性もあります。
更に国内債券アクティブファンド・MRF・MMFも含めて信託報酬を
支払わなければならず、その分リターンは落ちます。
ベストはキャンペーンを駆使し、未来の金利を的確に当て長期・短期の
定期預金を乗り換えていく方法だと思いますが、
キャンペーンの度に新規に口座を開設したりするので管理が煩雑になります。
何より未来の金利を的確に当てる能力は私にはありません。
ベターな方法として個人向け復興国債変動10年が挙げられます。
個人向け復興国債変動10年は
- ペイオフの心配がない
- 日本国内では最も安全な部類に入る運用対象
- 半年ごとに利子の支払い(10年国債の金利(%)☓0.66)
- 発行後1年以後であれば解約可能(過去2回分(1年分)の利息が控除)
などの特徴があり、実質的に元本割れがなく金利上昇リスクも
回避できる商品でしょう。
更にキャンペーンを上手く使えば購入金額に応じてキャッシュバックがあります。
関連記事
2012年夏 個人向け復興国債キャンペーンを比較
また、アセットアロケーションを決定する際に国内債券をどれくらい
組み込むかはとても大事なことです。
保有資産の値動きの9割を決める資産配分の「肝」は意外にも日本債券だった!
– 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
国内債券には他の資産との連動性(相関係数)が低いという特徴もあります。
現在のように株式が売られる局面では国内債券が買われるといった具合に、
他の資産と逆の値動きをすることが多いです。
モーニングスター
ファンド検索(相性(組み合わせ)のよいファンドを選びましょう。)
様々なアセットクラスと相関が低いアセットクラスの相関係数が調べられます。
(データは各カテゴリーの5年間における月次リターンから、相関の低いカテゴリーを
優先して表示しています)
国内債券はどんなアセットクラスとも分散効果が期待できる資産として
今後も保有していきます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません