ETFに今必要なのはどんなことですか? そして、次にどんなETFを望まれますか?
カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!
キム・アーサーさんはシスコのオフィスでわたしにこう言ったのです・・
ETFに今必要なのはどんなことですか? そして、次にどんなETFを望まれますか?
というカン・チュンドさんの質問に対して
1.ETFの淘汰が行われるべきだと思います。
2.債券ETFがもっと増えてしかるべきです。
3.先進国、新興国別のセクターETF
4.通貨ETF
とETFのみを用いて運用提案をしている
Main Management代表のキム・アーサーさんは答えられています。
日経マネー 2012年 02月号にカン・チュンドさんとキム・アーサーさんの
対談が掲載されています。
投資家のニーズ
まとめると投資家のニーズに合った商品を提供することが
今後必要であると書かれています。
ETF・ETN銘柄推移グラフ (上場予定含む)です。
※東京証券取引所 ETF・ETNスクエアより
2008年から大幅に増えていますが日経225やTOPIX、商品指数、
新興市場のコア指数に連動するETFについては新しく設定されたとしてもいずれ出来高が枯渇して
償還されてしまうのではないかと辟易してしまいます。
Russell/Nomura Total Marketインデックス
私個人としては日本株式市場全体の時価総額上位98%をカバーする
Russell/Nomura Total Marketインデックスをベンチマークとした
ETFのローンチを希望しています。
TOPIXに代わる日本株式クラスのコア商品になりうると思います。
また、初めて国際分散投資をされる方のために
全世界の投資可能な市場時価総額の90%以上をカバーする
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(PDF)
のような商品があればリスク資産にはVTのようなETFで
リスク許容額を超える額については安全資産で
というような提案が出来るのではと思います。
※VTはベンチマークが変更され更に広範囲な市場を
カバーするようになりました。
詳しくは
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記) 水瀬ケンイチさん
「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」 (VT)が更にパワーアップ
VTが全世界株式の小型株も網羅するっていうけどどのくらいの比率なの?
日本でのETFの歴史はまだまだ浅いです。
1.証券口座を開設すれば売買出来る(窓口を選ばなくていい)
2.信託報酬が安い
3.売買の自由度が高い
といったメリットを前面に押し出し普及してもらえればと思います。
今後のETF普及活動の末端の末端としてブログを介して
微力ながら応援していきたいです。
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